宅建は何ヶ月で取れる?いつから勉強開始か時間数から逆算!具体的なスケジュール案3選
■ 宅建って何ヶ月勉強したら取れるの?
■ 宅建試験に合格するには、いつから勉強したらいいかな?
■ 具体的なスケジュール案やモデルケースを知りたい!
宅建試験の合格に必要な勉強期間は約6ヶ月間といわれています。
しかし、実際に必要な勉強時間や期間は、ライフスタイルや基礎知識の有無などによって、もちろん個人差があります。
学生さん、社会人さん、ワーママさん…みんな一緒なはずがない!
私は自身の受験経験と、不動産業界に務める同僚たちがいつから始めて何ヶ月勉強し、合格したか見てきました。
この記事では、宅建合格のためのスケジュールの立て方と、受かった人たちの学習期間を調査してまとめています。
この記事を読むと、宅建合格には何ヶ月必要で、いつから勉強を始めるといいのかがわかりますます!
スケジュール管理に使えるスプレッドシートを無料配布しています!ぜひ使ってみてください!
大手不動産会社で社内営業成績1位を3年継続
学力皆無、地元でドベの高校卒
宅建試験4度の不合格を経て5度目の受験で合格
宅建試験1ヶ月前に第一子を出産
資格
宅地建物取引士|賃貸不動産経営管理士|2級ファイナンシャル・プランニング技能士
親が地主、オーナー会社共同経営
目次から読みたいところに飛べます
記事の途中でも画面右下
宅建は何ヶ月で取れる?勉強時間から逆算して計画しよう
1日あたり勉強できる時間や量は人によって違います。つまり、必要な期間も人それぞれ!
合格に必要な勉強時間数から、その時間を自分の生活だとどのくらいで達成できるかな?と逆算してみましょう。
仮に同じ6ヶ月でも、1日1時間の人と5時間の人では全然ちがう!
一般的に、宅建合格に必要な時間数は300時間〜500時間といわれています。
目安として、最低300時間は確保。事前知識がある人や、勉強慣れしていて要領のいい人は300時間程度でも大丈夫かもしれません。
不安な人や、宅建や法律の知識がない人は500時間をベースに計画しましょう!
スキマ時間も有効に使おう!
必要な勉強時間を300時間、500時間と目処をつけたら、そこから逆算して期間の目安を割り出します。
1日あたりの勉強時間は、机に座ってしっかり勉強するだけではなくスキマ時間も考慮しましょう。
5分10分のスキマ時間も、チリツモで1時間2時間になることも!馬鹿にできません!
\スキマ時間の例/
時間 | 行動 | 捻出できそうな時間 | 予定 |
---|---|---|---|
6:00 | 起床 | まとまった時間1時間 | 朝勉1時間 |
7:00 | 出勤準備 | ながら時間30分 | 講義動画流し聞き |
8:00 | 通勤中 | ながら時間10分 スキマ時間10分 | アプリで問題演習 |
9:00 | 仕事 | スキマ時間5分×2回くらい 例|タバコ休憩、取引先への移動、待ち時間など | 可能な場合アプリで問題演習 |
10:00 | |||
11:00 | |||
12:00 | 昼休み | ながら時間30分 スキマ時間15分 | ゲームしてOK | 趣味の時間
13:00 | 仕事 | スキマ時間5分×3回くらい 例|タバコ休憩、取引先への移動、待ち時間など | 可能な場合アプリで問題演習 |
14:00 | |||
15:00 | |||
16:00 | |||
17:00 | |||
18:00 | |||
19:00 | 帰宅中 | ながら時間10分 スキマ時間10分 | アプリで問題演習 |
20:00 | 夕食、入浴など | ながら時間30分 | 講義動画聞き流し |
21:00 | |||
22:00 | 自由時間 | まとまった時間1時間 | 夜勉 |
23:00 | 就寝準備 | スキマ時間15分 | ちょっと読書して寝る | 趣味の時間
ほんの一例ですが、例えばこんなスケジュールで生活すると、仕事をしながら毎日5時間も勉強できることに!
もちろん、100%は無理だと思います。しかし、70%達成でも3時間半以上あります。
勉強できる時間が最大どのくらいあるのか、洗い出すのが目的!やってみてね!
短期合格を狙う際の注意点
俺は事前知識もあるし〜短期でいける〜
ってのんびりしてたら危ない締切が2つあります!
- 5問免除(登録講習)
5月中旬頃まで - 本試験申込み
7月末まで
5問免除(登録講習)
5問免除(登録講習)を受ける人は遅くても5月中旬には自宅学習をスタートする流れになります。
5問免除(登録講習)とは宅建業に従事している人が受けられる講習。
講習を修了すると、修了試験に合格した日から3年以内に実施される宅建試験で、5問分の解答を免除されます。
5問解かなくてもいい!解かなくても5点もらえます!
その代わり、試験時間が10分だけ短くなります。
- 宅建業者に従事している
- 従業者証明書を提示できる
- 登録講習修了日まで従事し続けている
在籍していれば、新人さんでもパートさんでもOK!雇用形態や勤務年数は関係ありません。
- 約2ヶ月間の通信講習
- 計10時間のスクーリング
- 1時間の修了試験
登録講習の申込
↓
自宅に教材が届く
↓
2ヶ月間の自宅学習
↓
会場に行ってスクーリングを受講(10時間)
↓
修了試験(1時間)
20問の四肢択一式、7割の14問以上正解で合格
↓
宅建試験の申込(受付期間7月1日〜7月末日)
5問免除(登録講習)の申込みの受付期間は1月中旬から5月中旬までです。
登録講習では2ヶ月間の自宅学習を行うため、遅くても5月中旬頃には勉強を始めることになりますね。
5問免除(登録講習)について、もっと詳しく知りたい人はこちらを参考にしてください!
本試験申込日程
宅建試験を受験するための申込みは7月末までです。
本試験は例年10月3週目の日曜日ですから、約2ヶ月半前には締切となります。
2〜3ヶ月の短期合格を目指す人も少なくありませんが、その場合は本試験申込は先に済ませましょう。
2ヶ月前(8月くらい)に「宅建受けよう!」って急に思い立っても、もう遅いです!
2025年度宅建試験概要 | |
---|---|
試験日 | 毎年1回 10月の第3日曜日 2025年度(R7)は10月19日予定 |
申込期間 | 郵送:7月1日〜7月16日まで(当日消印有効) ネット:7月1日9時30分〜7月31日23時59分まで |
合格発表 | 原則11月下旬 |
受験手数料 | 8,200円 |
試験の方法 | 50問・四肢択一式による筆記試験 ※登録講習修了者は45問 |
試験時間 | 13時〜15時(2時間) ※登録講習修了者は13時10分〜15時(1時間50分) |
受験資格 | なし |
宅建に受かった人はいつから勉強してた?
私のX(旧Twitter)のフォロワーさん約500人にアンケートを取りました!
初学者さんで一番多かったのは3ヶ月、次に6ヶ月。
リベンジさんで一番多かったのは6ヶ月、次に3ヶ月でした!
投票数は一発合格さんより、リベンジさんのほうが多かったです。
どちらも1年以上勉強した人は少ないようですね。
しかし、前章でもお話した通り、◯ヶ月という期間では、実際の勉強量は測れません。あくまで参考までにとどめておきましょう。
こちらの記事で、独学で受かった人たちの使った教材や勉強法をまとめています!
いつから勉強したらいい?具体的なスケジュール案3選
自分に必要な学習期間を決めたら、次にスケジュールを立てましょう!
この章では、勉強開始から受験当日までのスケジュールの例をご紹介します。参考にしてください。
最初に大雑把に大枠を決めます。大枠の予定を基準に勉強を進めながら、スケジュールから外れたら、都度軌道修正していきます。
- 初日〜最終日までの大枠
- 今月の目標
- 今週の目標
- 今日の目標
といった具合に、スケジュールを1日単位まで細分化すると実行しやすいですよ!
人によって、一日あたりに勉強できる量やペースは違います。徐々に自分のペースを知っていきましょう。
STEP①|初日〜最終日までの大枠を決める
宅建の勉強は、テキストでインプット→問題集でアウトプット(問題を解く)この2つを繰り返して進めます。
テキストと問題集を最初から最後まで学習する工程を、最低でも3周以上。その後は模擬試験などを活用して苦手分析をし、復習が必要な範囲をさらに繰り返し学習します。
この流れを、当てはめたスケジュールの大枠がこんな感じです!
10ヶ月で合格を目指すゆったりスケジュール
\タップで拡大できます/
- 約3ヶ月半で1周
- 約2ヶ月半で2周目
- 約2ヶ月で3周目
- 残りの1ヶ月半で模試と苦手範囲の復習&暗記
- 直前の2日間で総復習
事前知識0で、尚且つ確保できる時間が少ない(1日あたり2時間以下)人は、念のため長期で計画すると安心です。
長期間集中し続けるのは大変ですが、完全に習慣化してしまえば、息をするように勉強するようになります。
1日あたりでこなす量が少なくても、長期間で何度も繰り返すことで記憶に深く定着させることができますよ!
継続は力なり!
6ヶ月で合格を目指すおすすめスケジュール
\タップで拡大できます/
- 約2ヶ月半で1周
- 約1ヶ月半で2周目
- 約1ヶ月で3周目
- 残りの1ヶ月半で模試と苦手範囲の復習&暗記
- 直前の2日間で総復習
スキマ時間も含めて毎日2時間半の勉強時間を確保できる人、または不動産業界にお勤めなどで、事前知識がある人は6ヶ月間(4月スタート)のスケジュールがおすすめ!
不動産業界は3月頃まで繁忙期の職種が多いですよね。
「繁忙期が終わったら始める」という目安にするのもありです!
3ヶ月で合格を目指すおすすめスケジュール
\タップで拡大できます/
- 約1ヶ月半で1周
- 約1ヶ月で2周目
- 約半月で3周目
- 残り半月で模試と苦手範囲の復習&暗記
- 直前の2日間で総復習
3ヶ月で合格も無理ではありません。しかし、かなり頑張らないと厳しいです。
1日あたりの勉強時間の目安は、3ヶ月で500時間を目指すなら約5時間半、300時間なら約3時間半となります。
毎日5時間半を勉強に充てるのは社会人さんには難しいかも。短い時間で頑張ることになるので、効率的に学べるよう意識していきましょう!
長期間継続するのが難しいという人は、あえて短期決戦で自分を追い込むというのも手です。
スキマ時間をいかに活用できるかが鍵になるかもね!
大枠のスケジュールで「権利関係は24日間、宅建業法は21日間」などにしている理由は、1日1テーマのペースで設定したからです。
この記事でご紹介している例では、市販テキストの「わかって合格る宅建士基本テキスト」を基準にしています。
\タップで拡大できます/
お手持ちのテキストによっては小見出しの数などが違うと思うので、自分の教材に合わせて計画しましょう!
1テーマ分の量は2ページのときもあれば10ページのときもあります。大枠を設定する段階では、すべて同じ「1テーマ」単位で区切っちゃいます。
量が違えば進み方に誤差が出て当然ですが、そこは月間単位、週単位の目標を設定するときに微調整するのがおすすめです。
STEP②|月間目標を決める
大枠を決めただけではざっくり過ぎて、予定通りに進めるのは難しいけれど、予定を細分化すると進めやすくなります。
大枠が決まったら次は「月単位」!
毎月月末など月に1回、最初に設定した大枠を元に新しい1ヶ月の予定を立てましょう!
例:約6ヶ月(4月スタートの場合)
\タップで拡大できます/
事前に勉強ができない日があれば、その分はなるべく前倒し、無理なら後ろ倒しでも、とにかく「終わり」だけ絶対に守るよう心がけます。
例の4月の場合「24日までに権利関係」「30日までに宅建業法のChapter2」この終わりは守るようにします。
STEP③|週間目標を決める
月の途中でイレギュラーが発生して、予定通りに進まないことも当然あると思います。
月間目標をさらに細分化し、週に一度「週単位」でスケジュールを組みましょう。
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この場合も、大枠のスケジュールに沿って、「1週目でChapter2のSection2まで終わらせる」というのがこの週の週間目標。
お仕事が休みの日などは、普段よりも多めに勉強時間を取れるはず。
私のおすすめは、「休日は多くできる」というのは余剰分(予備日)として捉えることです!
最初から「できる予定100%」をあてにして計画すると、絶対カツカツになります。
余剰分(予備日)は、最後の帳尻合わせにできなかった分を一気にやる日、または予定通り進められたらご褒美として勉強サボっていい日にするのがおすすめです。
ご褒美設定しておくと、平日のサボり防止・我慢力強化になりますよ!もちろん、勉強したければ先を進めてもOK。その分来週余裕ができますからね。
STEP④|今日の目標を決める
「週単位」まで落とし込むと、「今日一日でどこまでやればいいのか」が見えてきます。
週間目標を達成するための1日あたりの最低ラインは必ず達成し、余力があれば多めに進めましょう。
途中でイレギュラーが発生しても、多めに進めておけば週間目標、月間目標を死守するのが楽になります。
スケジュールよりも多めに進められると貯金ができた気分で心に余裕ができますよ。
自分頑張ってるー!って感じもして、自己肯定感が上がります。
上記の解説で使用した画像のスケジュールはこちらでダウンロード可能です。
Googleスプレッドシートなので、エクセルでも使用可能。自分でアレンジしてもいいですし、印刷して手書きもありです!
おすすめのスケジュール管理ツールと方法
この章では、おすすめのスケジュール管理ツールと使い方をご紹介します。
学習スケジュールは、立てるだけではなく管理することが大切。
計画は立てるだけなら簡単。新しいことを始めるときってワクワクするもんね。
しかし、計画通りに実行することが難しいのがスケジュールってもんです。
計画通りに進まないのはしょうがない!都度修正していきましょう。
スケジュールを立てっぱなしにせず、継続的に管理するためには管理しやすい環境作りが必要です。
スケジュールを管理しながら実行と修正を繰り返す!これがなければスケジュールなんて立てるだけ無駄!
スケジュール管理に使えるツールはたくさんありますが、ざっくり下記の3つに分類されると思います。
私個人としては、「スケジュール管理」に関してはアナログ(ノートや手帳)がおすすめ!
理由は、全学習期間を俯瞰して見られることと、記入や修正が容易だから。
自分仕様にカスタマイズできるのもポイント。
スケジュールを管理するカレンダーアプリや、勉強用のアプリはたくさんあるけど、手入力も大変だし、イレギュラーがあったときの修正が手間です。
「宅建に特化」してるわけじゃないので、かゆいところに手が届かない。
長期のスケジュールや進捗を俯瞰して管理する(未来の計画)にはカスタマイズできる手書きか表計算ソフト。
アプリを取り入れるなら、勉強した内容や時間数(過去の記録)を残すアプリがおすすめ!モチベアップに繋がります!
使い分け推奨!
宅建の勉強に関する管理を同じツールで一元化したい人は、有料ですが宅建専用のアプリを使ったほうが気持ちいいです。
スタディングしかもスケジュールは過去の合格者さん達のデータに基づいて自動で設定してくれる…!
毎日どのくらいやればいいのか自動提案されるので、スケジュール管理を「する」というより「してもらう」状態。
「指示通りにやれば合格できる!」スケジュール管理に気を使わず、目の前の勉強に集中!
スタディングについて、もっと知りたい人はこちら!
ノートや手帳などアナログでスケジュール管理
前章でご紹介した通り、スケジュールを立てるときは下記の4ステップで細分化します。
- 初日〜最終日までの大枠
- 今月の目標
- 今週の目標
- 今日の目標
宅建試験の学習では、基本的に勉強用のノートを一冊用意することになります。
そのため、スケジュールも同じノートで管理するのがおすすめ!
この記事の解説に使用したフォーマットをダウンロードできます!コンビニなどでも印刷可能。よかったら使ってください。
印刷したり貼ったりが面倒な人は、一般的なマンスリーカレンダーや手帳でも全然OK!
\おすすめのノートロルバーンダイアリーLサイズ/
年間、月間カレンダーが付いて、B6サイズなのもコンパクトでちょうどいい!
ロルバーンダイアリーログチャート
おすすめの使い方
ロルバーンはフリーページが多いので、勉強用のメモやノートにピッタリ。
\タップで拡大できます/
クリアポケットが付いてるので、付箋など小物の収納に使えます。リング部分が太いので、ペンホルダーとしても機能する!
ちょっとお高く感じるけど、ページ数の多さと利便性を考えると意外とお得!
Excelなど表計算ツールでスケジュール管理
Excelやスプレットシート、Notionなど自由度の高いツールで管理するのもおすすめです。
アナログのカレンダー同様に、数ヶ月単位、1ヶ月単位を俯瞰して見られますし、変更もコピペで容易にできて早い!
この記事の解説に使用したフォーマットをこちらからダウンロードできます!スプレットシートで作成したものですが、Excelでも開けます。よかったら使ってください。
iPadで勉強する人などは、この方法が向いてると思います!
スマホアプリで学習記録をつける
スマホアプリでスケジュールを俯瞰して管理できるものはあまり多くありません。
それに、手入力で細かいスケジュールを登録するのは大変。変更があったときにズラすのもアプリは手間がかかる…。
そのため、アプリはスケジュール管理ではなく「記録」として活用するのがおすすめ!
おすすめアプリ①YPT
YPTでは、勉強した時間を細かく記録することによって自分の頑張りを可視化することができます。
\タップで拡大できます/
どの科目を何分勉強したのか、ポチポチ登録。
期間や平均、何日にどれくらいやったか、いろんな見方ができてモチベーションが上がる!
仲間と一緒に勉強する簡易的なSNS機能もあり。一人だと勉強が続かない人におすすめです。
おすすめアプリ②Focus To-Do
Focus To-Doは、登録したtoboをタイマーで管理記録するアプリです。
\タップで拡大できます/
ポモドーロテクニックを活用するのにピッタリ!
ポモドーロテクニックとは、25分間の勉強と5分間の休憩を繰り返すことで集中力を高め、学習効率を良くする方法です。
勉強したい時間とタスクを登録して、タイマーをスタート。終わるとそのまま休憩用のタイマーを起動することもできます。
もちろん、いつどのくらいどのタスクをこなしたのか記録が蓄積されます!
私は試験勉強しなくなってからも、使い勝手がいいのでブログの執筆や仕事、家事などいろいろと日常使いしてます。
使いやすい理由として、Apple Watchとの連携がいいのもポイント!
Apple Watchを持っている人は、勉強専用の文字盤を用意して、Focus To-Doを起動しやすいようにしておくの、めっちゃおすすめです。
スケジュール管理ツールのまとめ
- 計画はアナログまたは表計算ソフトがおすすめ
- 学習の可視化やモチベ維持のためにアプリを取り入れるのも良し
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どのくらい勉強しているのか、目で見て確認することで「私、頑張ってる…!」とモチベーションアップに繋がりますよ!
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AIが、日々蓄積される学習データを元に「今の状態で試験を受けた場合、何点取れるのか?」を予測します。
その結果、どの科目の勉強が足りていないのか、どの範囲が苦手かなどがわかるので効率的に対策をすることができます。
現在の実力を知る方法としては模擬試験が一般的ですが、何度も出来るものではないので助かりますね!
自分が何点なのかだけではなく、他の受講生との比較も可能です!
宅建合格を目指す具体的な勉強方法
勉強のおおまかな流れは下記の通りです!
宅建試験の全体像を把握する
まずはテキストと問題集を最初から最後まで1周します。
最終的には3周、4周と重ねていくのが目標。
1周ごとにレベルに合わせたテーマ(目標)を決めましょう。どういう気持ちで取り組むかの目安です。
1周目のテーマは「全体像の把握」つまりは予習!
宅建試験で出題される法律は、範囲が違っていても内容がリンクしていることが多いです。
全体を知らないと理解できない箇所が多いため、2周目からが本番!
リンクしてるところは比較しながら一緒に覚えると一石二鳥だしね。
過去問の正答率を上げる
2周目以降は勉強して理解すること、そしてせっかく理解した内容を忘れないように意識して進めていきます。
まず、「理解」を深めるためには周辺知識を意識しながら問題を解くことが大切。
周辺知識というのは、問われている知識の関連知識のこと。
例えば、
宅地建物取引士の登録を受けている者は、 宅地建物取引士証の交付を受けていない場合でも、その 住所に変更があれば、登録を受けている 都道府県知事に変更の登録を申請しなければならない。
正解は◯(正しい)です。
この問題を100%の精度で回答するために必要な知識は3つあります。
- 宅建士証の交付を受けていなくても変更の登録は必要なのか
- 住所を変更したら変更の登録が必要か
- 届出先はどこか
この3つの知識を確認するのは当然ですが、それだけでは終わらせません!
「変更の申請が必要な項目は、住所以外になにがあったかな?」「変更はいつまでにするんだったかな?」のように関連知識を連想ゲームのように思い浮かべる。
どんどん深堀りして、ついでに他のことも覚える!これを繰り返していくと自然と勉強の質が向上します。
さらに、せっかく勉強した内容をなるべく忘れないように脳に定着させることも意識します。
下記は「エビングハウスの忘却曲線」と言われる人の記憶の保持率についての研究結果。
\タップで拡大できます/
\タップで拡大できます/
人は何かを学んでも、図①のようにどんどん忘れます。
- 20分後に42%忘れる
- 1時間後に56%忘れる
- 1日後に74%忘れる
- 31日後に79%忘れる
1時間で覚えたことの半分は吹っ飛ぶ!
しかし、忘れる前、つまり1時間以内に復習をすることで忘れる速度を緩やかにすることができます。
そのため、間違えた問題を直後に復習する、復習してもまだダメだったらすぐにリベンジする。という解き方がおすすめです。
苦手な問題こそ何度も解くことになるので「むしろ得意」になってきます。
さらに、「毎回全問正解したら終わり!」という区切りなので自己肯定感も上がります。
「できてる感、頑張ってる感」で満たされる♪
脳は入ってきた情報を一旦「短期記憶」として一時保管します。
「短期記憶」は一時的なものなので、すぐに忘れる仕組み。
容量オーバーにならないように、本当に必要な情報を選別しているそうです。
長期記憶の代表例が、電話番号や生年月日などのパーソナル情報です。
自宅の住所や自分の生年月日はもちろん、昔頻繁に使用した実家の住所や電話番号も深い記憶に刻まれている人は多いと思います。
一時保管の「短期記憶」から、ずっと忘れない「長期記憶」へ移行させる方法は、「短期記憶」に保存されているタイミングでアウトプットをすること!
そうすると、
必要だから入れた情報なんだな。
と脳が判断して「長期記憶」へ保存し、忘れにくくなります。
しかし、しばらく使わないでいると
使わないなら断捨離しときますね。
ってな感じで忘れちゃうんですね。
宅建の勉強は範囲が広いので、すべての知識を「短期記憶」にあるうちに復習するのはちょっと無理があります。
忘れても忘れても、しつこく覚え直すことで、脳は「長期記憶」へ保存する意義を感じるようになります。
またこの情報か!断捨離してもまた入ってくるならちゃんと保存しとこ。
模試を行う
3週目以降は、全範囲を1周するごとに模試1回行いましょう。
模試をする理由は主に下記の3つです。
実力診断(現在地を知る)
本試験と同じ形式で模試を行うことで、現在の実力がわかります。
模試の点数や手応えを基準に、今後の学習プランを決めていくよ!
例えば、
- 25点前後なら
まだまだ基本ができてないから動画講義を視聴しよう - 30点を超えていたら
苦手な範囲に集中して学習しよう - 35点を超えていたら
基本はできてる!暗記などでさらに精度を高めていこう
こんな感じですね!
具体的な点数がわかるとモチベーションが上がりやすいですし、点数が低く、残された期間が短ければ焦ります。
「これはヤバい!」と、やる気スイッチが入って火事場の馬鹿力がでることも。
模試の問題は、普段の学習で使っている過去問題集には収録されていない。つまり、初見の問題を解くようにしましょう。
めには同じ問題よりも初見の問題を解く必要があります。
なぜなら、普段の問題集は何度も繰り返しといているうち、無意識に「問題文と解答」をそのまま覚えてしまうことがあるから。
極端な例ですが、
12+34×56÷(78‐9)=39
この計算問題を解くとしたら、四則演算の手順を知らなければ答えがでません。
しかし、2回3回繰り返し同じ問題を解くことで「答えは39だ」と覚えます。
一度答えを覚えると、計算する過程を飛ばして「39」と答えるようになります。
つまり、本来なら「❶問題を読む→❷計算をする→❸解答をだす」この3ステップのはずが、いつの間にか「❶問題→❸解答」の2ステップに省略されます。
そのうち、「❷計算する」過程で必要な知識や手順を忘れてしまうと、数字が変わった途端に解けなくなります。
宅建試験でも、毎年同じ問題が出題されるなら、答えを覚えてしまえば正解できます。
しかし、もちろん新作問題もたくさん出題されます。
新作問題であろうが「解くために必要な知識」。先程の例でいう四則演算の手順を覚えていると答えを導き出せます。
そして宅建試験では、初見の問題を解けるかどうかが、合否の分かれ目になる可能性が高い!
なぜなら、「問題文と解答の丸暗記」が危険だと気づいていない人が多いから。
宅建は相対評価の試験なので、他の人ができないことをできるようになった人が、頭ひとつ飛び抜けて合格できます。
問題文と答えを直接結びつけて覚えている人は、応用が効かないので初見の問題に対応できず、合格ラインにたどり着けません。
模試で初見の問題を解くことは、問題と解答の丸暗記ではなく「解くために必要な知識」が定着しているか確認する方法として有効です!
本番で使えるテクニックを体得する
本試験では問題を解くための知識だけではなく、テクニックや戦略を駆使することも重要です!
例えば、登山やマラソンをイメージしてみてください。ゴールに辿り着くために、事前にコースや天候を分析し戦略を立てますよね?
事前情報なしで闇雲に進んでも、100%のパフォーマンスは発揮できません。
宅建試験でも、2時間で50問を100%の実力で解くためには準備が大切なんです!
解答テクニックを身につけると解決できること
- 時間が足りない
- 知らない、わからない問題があったときの対処
- マークミス撲滅
ぶっつけ本番は自殺行為!解答テクニックは、知ってすぐに実践できるものではないので、練習が大切です。
体で覚えて実践できるように、模試で練習を重ねましょう!
この記事では、学習スタート〜本試験までの大まかな流れを解説するのが主目的です。
そのため、具体的な解答テクニックについては割愛させていただきます。
解答テクニックを練習するのは、ラスト1〜2ヶ月になってからでも十分!詳細については、こちらの記事を参考にしてください!
ちなみに、私は初めて宅建試験を受験した時、これらのテクニックを何一つ知らずに1点足りなくて落ちました。
あの時、知ってたら受かってたんじゃないかな…と、今でも思います。たらればですが。
知ってる人と知らない人では数点の開きがマジで出ると思います…!
勉強の手順についてもっと詳しく知りたい人は、こちらも読んでみてね!
宅建の勉強に必要な教材と費用
勉強開始して教材を購入するところから合格後まで、宅建資格に関する費用をまとめました!
項目 | 金額 | 該当者 | |
---|---|---|---|
受 験 前 | 教材費 | 勉強法による 8,000円〜 | 全員 |
A 5点免除講習受講料 | 20,000円前後 | 宅建業従事者 任意 | |
B 受験料 | 8,200円 | 受験者全員 | |
合 格 後 | C 資格登録手数料 | 37,000円 | 登録希望する場合 |
D 宅建士証交付手数料 | 4,500円 | 交付希望する場合 | |
E 登録実務講習 | 20,000円前後 | 2年以上の実務経験がなく、登録希望する場合 | |
更 新 時 | F 法定講習受講料 | 12,000円 | 登録から5年で更新(合格から1年以上後に登録する場合も必要) |
G 宅建士証交付手数料 | 4,500円 | 登録から5年で更新 |
上記の表をいくつかの例に落とし込んでみるとこんな感じになります。
- 宅建業従事者|実務経験2年以上|5点免除受講|登録・交付希望
→ABCDの合計で64,700円+教材費 - 宅建業社ではない|実務経験なし|登録・交付希望
→BCDEの合計で69,700円+教材費 - 宅建業社ではない|実務経験なし|登録希望しない
→Bのみ8,200円+教材費
③の場合だと宅地建物取引士として登録をしないので「宅地建物取引士試験合格者」です。宅建士として仕事は出来ません。
F法定講習受講料とG宅建士証交付手数料の合計16,500円は5年毎の更新のたびにかかります。
更新をしないと宅建士として働けませんが、試験合格は一生有効。
更新をしなかったり、登録を見送っても手続きをすると再び宅建士として働くことができます。
教材費の金額
通信講座や予備校を受講する人は、自分で教材を購入する必要はありません。
独学の場合は、書店やネットで購入しましょう。
自宅で受講できる通信講座は5万円前後、通学で受講する予備校の講座は15万円前後が相場です。
予備校や通信講座の方が強制力が強く継続しやすいので、結果として合格率も高くなります。
通信や予備校を活用した人の合格率は50〜70%くらい(スクールによって異なる)。一般合格率は16%前後なので、なんと4倍以上!
金額やサポート内容は講座によってさまざま!安いとこだと15,000円〜受けられる通信講座もあるよ!
独学の場合は、8,000円〜15,000円くらいで必要な教材が揃います。
正しい勉強法や戦略についての情報収集は、手間はかかりますが誰でもできます。
しかし、「手に入れた情報を正しく使う(実行する)」のが難しい。
一人で勉強していると、やり方が間違っているのに、自分じゃ間違えに気づけないことが多いです。
「それ違うよ!」と指摘して、軌道修正してくれる人が必要。例えば、ダイエットに例えるとこんな感じ↓
ダイエット法はネットでいくらでも調べられますし、自力ダイエットで成功している人もたくさんいます。
それでもやっぱり、ジムのほうが効果が高いですよね。
私がもし、初学者だった頃にタイムスリップするとしたら、通信講座を活用して一発合格を目指します。
結局独学で4回落ちてるので…お金のことだけ考えても、5万円払って初年度で合格するほうがどんなにお得だったか。
予備校は高いな…と思うけど、独学はしんどかったです。通信講座が金額と効果のバランス良し。
通信講座や予備校を検討したい人は、こちらの記事を参考にしてください!
独学で頑張りたい人は、こちらの記事を参考にしてください!
宅建試験の難易度と合格率
宅建試験の合格率は年によって異なりますが、15〜17%の間で推移しています。つまり100人中約85人が落ちる試験…!
でも実は、本当の合格率はもう少し高いのでは?と私は感じます。
合格率に嘘や本当なんてないけど、合格率=難易度ではない。という意味です。具体例まじえてお話していきます。
例えば、弁護士になるために受ける「司法試験」の合格率は30%ほどです。宅建の約倍の数字ですが、難易度は圧倒的に司法試験のほうが高い。
それなのに合格率だけで見ると宅建のほうが低いのは、受験資格の有無が関係しています。
宅建試験 | 司法試験 | |
---|---|---|
受験資格 | 誰でも受験できる | なし予備試験に合格または 法科大学院で3年学んだ人 | あり
合格率 | 約16% | 約30% |
勉強時間の目安 | 300〜500時間 | 5,000〜10,000時間 |
宅建試験は誰でも受けられる法律系国家資格の登竜門と言われています。そのため、予備知識ゼロの受験生もいてこの合格率。
司法試験は、少なくとも事前に予備試験に合格している人か、学校に通い専門知識を身につけた人たちだけが受けられる試験です。
難しいけれど、合格率は40%を超えることもあります。
そして、宅建受験生の中にはやる気ないのに申込みしてる人がかなりの人数紛れ込んでると思います。(私の身の回りにはたくさんいる、私がそうだった年もある。)
上司に受けろって言われたから申し込んだけど、正直勉強とかやる気でねーし。頑張ったけど無理だったことにしよー。
宅建欲しいから毎年チャレンジしてるけど、仕事忙しいし今年も勉強できなかったな〜来年頑張るか〜。
本当に本気で挑んだ人だけで合格率を算出したら30〜40%くらいにはならないかな?なんて予測します。あくまで肌感ですが。
ちなみに、宅建試験は毎年約25万人が申込をしますが、実際に試験を受けに来るのは20万人以下になる年が多いです。
毎年約5万人、「受けても無駄だから行かない」と本試験前に自主的にリタイアしてるんですね。
その他に、受けても無駄なのがわかっている(あきらかな勉強不足を自覚している)のに一応来る人もいます。
マークシートだし、ミラクルある?なんて希望を捨てきれないみたい。
こういう人が合格率を下げてます!
ちなみに、本試験当日が雨だと合格率が上がるなんて噂もあるんですよ。(ガチな人しか来ないから。)
都市伝説レベルの話かなって気もしますが、そんな噂になるくらい本気度低い人は多いってことみたい。
合格ラインに到達できるかどうか…という前に、モチベーションを維持できるかどうかが鍵になります。
3ヶ月以下でも無理じゃない?宅建短期合格戦略
宅建試験に8月から勉強を始めて2ヶ月間で合格するのは、無理ではないけど相当大変です。
少しの時間も無駄にできない!
ただ、実際に合格している人がいるのも事実。短期合格のポイントは、計画と学習の優先順位です。
短期合格のための戦略を1記事にぎゅっと詰め込みました。こちらの記事を参考にしてください!
まとめ|学習期間は3ヶ月〜6ヶ月が一般的!立てるだけじゃなく、管理も大切!
宅建の合格に必要な学習期間は3ヶ月〜6ヶ月くらいが一般的です。
しかし、それぞれのライフスタイルや事前知識の量によって異なるので、自分にあった計画を余裕をもって立てるようにしましょう。
計画を立てる際は、長期・中期・短期のスケジュールを組んで実行し、必ず定期的に見直しをします。
スケジュール管理はアナログ(手帳やノート)または、表計算ソフト(Excelやスプレッドシート)がおすすめ!
この記事で解説しているフォーマットはこちらからダウンロードできます。
自分でスケジュール管理するのが難しそうな人は、スタディング
余裕を持ったスケジュールで合格を目指そう!