宅建独学はきつい?独学で受かるための正しい勉強法と間違った勉強法を解説!

当ページのリンクには広告が含まれています。

宅建を独学で取得しようと思うけど不安…
「宅建は独学で合格するのは難しい」って言われた…
独学で合格できるのか、本当の目安を知りたい!

宅建試験は、合格率15〜17%の難関試験です。毎年落ちる人も多く、「独学で合格は無理きつい」と弱音を履く人が多いのが事実。

この記事では、試験の合格率や統計、独学がきついと言われる理由について解説していきます。

この記事を読むと、宅建試験の独学がきついとされる理由を理解し、事前に対策を立てることで効率的に勉強を進められるようになります!

ゆり

理由がわかると対策が立てられるのでこわくない!

この記事を書いた人
ゆり

賃貸仲介営業歴10年
大手不動産会社で社内営業成績1位を3年継続
学力皆無、地元でドベの高校卒
宅建試験4度の不合格を経て5度目の受験で合格
宅建試験1ヶ月前に第一子を出産

資格
宅地建物取引士|賃貸不動産経営管理士|2級ファイナンシャル・プランニング技能士

詳しいプロフィールはこちら

目次から読みたいところに飛べます
記事の途中でも画面右下 をタップで目次が開くので活用してね!

目次

宅建独学で合格はきつい?可能性はぶっちゃけどのくらい?

受験生

宅建に独学で合格しようとするのは、どのくらい現実的?私でも大丈夫かな?

ゆり

宅建試験に独学で挑んで合格する可能性は十分にあります!実際に独学で合格している人だってたくさんいますよ。
適切な計画と戦略があれば誰でも合格できます!

宅建試験の合格には広範な知識と法律の理解が求められます。

このため、効率的な学習スケジュールの設定と継続的な努力が不可欠です。また、自己管理能力を高めることが成功への鍵となります!

独学合格の可能性を合格率と統計からイメージしよう!

宅建試験の合格率は年によって異なりますが、15〜17%の間で推移しています。つまり100人中約85人が落ちる試験…!

でも本当の合格率はもっと高いと私は感じます。

ゆり

合格率に嘘や本当なんてないけど、合格率=難易度ではない。という意味です。具体例まじえてお話していきます。

例えば、弁護士になるために受ける「司法試験」の合格率は30%ほどです。宅建の約倍の数字ですが、難易度は圧倒的に司法試験のほうが高い。

それなのに合格率だけで見ると宅建のほうが低いのは、受験資格の有無が関係しています。

 宅建試験司法試験
受験資格なし
誰でも受験できる
あり
予備試験に合格または
法科大学院で3年学んだ人
合格率約16%約30%
勉強時間の目安300〜500時間     5,000〜10,000時間

宅建試験は誰でも受けられる法律系国家資格の登竜門と言われています。そのため、予備知識ゼロの受験生もいてこの合格率。

司法試験は、少なくとも事前に予備試験に合格している人か、学校に通い専門知識を身につけた人たちだけが受けられるので難しい試験だけど合格率は40%を超えることもあります。

宅建試験を受ける人の中にはやる気ないのに申込みしてる人がかなりの人数紛れ込んでると思います。(私の身の回りにはたくさんいる、私がそうだった年もある。)

やる気ない人

上司に受けろって言われたから申し込んだけど、正直勉強とかやる気でねーし。頑張ったけど無理だったことにしよー。

毎年とりあえず受ける人

宅建欲しいから毎年チャレンジしてるけど、仕事忙しいし今年も勉強できなかったな〜来年頑張るか〜。

本当に本気で挑んだ人だけで合格率を算出したら30〜40%くらいにはならないかな?なんて予測します。あくまで肌感ですが。

ちなみに、宅建試験は毎年約25万人が申込をしますが、実際に試験を受けに来るのは20万人以下になる年が多いです。

毎年約5万人、「受けても無駄だから行かない」と本試験前に勝手にリタイアしてるんですね。

その他に、受けても無駄なのがわかっている(あきらかな勉強不足を自覚している)のに一応来る人もいます。マークシートだし、ミラクルある?なんて希望を捨てきれないみたい。

ゆり

こういう人が合格率を下げてます!

ちなみに、本試験当日が雨だと合格率が上がるなんて噂もあるんですよ。(ガチな人しか来ないから。)

都市伝説レベルの話かなって気もしますが、そんな噂になるくらい本気度低い人は多いってことみたい。

まとめると、侮るのはよくないけれども、合格率15%という数字にビビることはないって感じです。
本気で取り組んで、正しい勉強法を実践できれば宅建試験は誰でも受かります。

宅建合格に必要な勉強時間の目安

宅建試験の勉強には、一般的に300時間以上の学習が推奨されています。

しかし、この時間は個々の学習速度や理解度によって前後するため、自身の状況に応じて調整が必要です。

ゆり

資格試験に慣れていない人や、法律の勉強が初めての人は500時間くらいを目安にしてもいいかも?

勉強時間の例

モデルケース500時間300時間
例1 ワーママさん
平日1時間+休日3時間
=月44時間

約1年
前年10月頃スタート
約7ヶ月
2月頃スタート
例2 単身社会人さん
平日2時間+休日5時間
=月80時間
約6ヶ月半
4月頃スタート
約4ヶ月
6月頃スタート
例3 学生さん、専業主婦さん
平日3時間+休日7時間
=月116時間
約4ヶ月半
6月頃スタート
約3ヶ月半
7月頃スタート
ざっくりの目安です。

勉強時間は、机に向かってしっかり確保する時間だけではなく、スキマ時間も有効に使えるので考慮しましょう!

ゆり

通勤、通学、一人の食事中、入浴中、タバコ休憩中などなど。数分のスキマ時間を積み重ねると1〜2時間を捻出できる人は多いはず!

宅建業者に務めている人は、登録講習(5問免除)を受けると本試験で5問分免除されます。

登録講習(5問免除)の申込期日は例年5月中旬くらいまでなので注意しましょう。

登録講習の申し込みと同時に勉強もスタート!という人が不動産業界では多いですね。

独学で宅建試験に挑むための具体的な勉強方法

独学での宅建試験合格を目指す場合、計画的かつ戦略的に勉強を進めることが必須です。

勉強の基本的な流れはインプットとアウトプットの繰り返し!

①テキストを読む(インプット)→ ②過去問題集を解く(アウトプット)

テキストと問題集を何度も反復して知識を定着させます。最低でも同じ1冊の問題集を3周くらいは反解いたほうがいいです。私が合格した年には10周以上解いた範囲もありました。

テキストや問題集は何冊も購入する必要はありません。同じシリーズのテキストと分野別過去問題集を1冊ずつ、直前期には直前予想模試を1冊。この3冊でOKです!

おすすめは「宅建士合格のトリセツシリーズ」こちらはイラストが多めでとっつきやすく初学者さん向けです。

メルカリが初めての人は招待コード【YWUJRK】入力で500円OFF
¥3,300 (2024/04/02 09:20時点 | Amazon調べ)

学習経験者さんや、法律の知識がある人は「わかって合格うかる宅建士シリーズ」がおすすめです!文字数多めですが、説明が細かくて理解が進みます!

メルカリが初めての人は招待コード【YWUJRK】入力で500円OFF
¥3,300 (2024/04/02 09:22時点 | Amazon調べ)

もっとよく比較してから購入したい人はこちらも記事もみてみてね!

宅建は独学合格がきついと言われる理由

独学で宅建試験に挑む際、多くの受験者が直面する壁があります。

ゆり

私は宅建試験に4回落ちています。
今になって振り返ると、それぞれの年に明確な敗因がありました。どれも独学で失敗する人の典型的なパターンだった。

独学がきつい理由と対処法を最初から知っていると、独学で合格できる確立は格段にあがります!

それぞれの対処法を解説していきます!

出題範囲が広く、重要ポイントの把握が難しい

宅建試験の範囲は非常に広く、多くの法律や条例をカバーしています。これにより、どの情報が重要であるかを見極めることがカギとなります。

宅建試験は50問の四肢択一式で、配点は1問1点。難しい問題を1問正解しても簡単な問題を1問正解しても同じ1点にしかなりません。

だったら、簡単な問題を確実に正解して得点を稼ぐほうが効率的ということになりますよね。

合格するためには、どの科目が得点しやすいか、またどのような傾向の問題が多く出題されるかを把握することが重要です。この情報を基に、学習計画を立てることが効果的です。

ゆり

得点しやすい科目と難しい科目、問題の傾向。この情報がなければ非効率な勉強しかできないので、得点に繋がりません。

\タップで拡大できます/

科目やテーマごとの優先順位については、こちらの記事でもっと詳しく解説しています!

独学では理解できない内容も結構ある

独学では、特に複雑な法律概念の理解が難しくなることがあります。

ゆり

テキストや参考書に書いてある文字を読むだけでは、どうしても理解できないところもでてきちゃうんです。

一番いいのは、身近に宅建合格者や、宅建でなくても法律に詳しい人が居て、教えてもらえる環境ですね。質問から解答のレスポンスがいいので理解が進みます!

でも、「都合よくそんな人なんていないよ…」という人がほとんどだと思います。詳しい人はいても、気軽に何度も聞ける関係ではないとか。

その場合は動画講義を視聴したり、SNSを活用するのが効果的です!YouTubeでは宅建試験の講義を無料配信している先生がたくさんいます。

私のおすすめはゆーき先生とTokyoJoe先生!

X(旧Twitter)などのSNSでは、勉強している人同士が繋がってみんなで一緒に頑張る一体感を感じることもできます。

困ったことをつぶやくと、合格者さんや、学習が進んでいる受験生仲間がアドバイスをくれることもありますよ!

私もX(旧Twitter)を利用しています!
質問をくれたらできる限りの解答をしますし、私のフォロワーさんは宅建受験生さんや合格者さんがたくさん!
宅建関係のフォロワーさんが欲しい人は私のプロフィールから見てみてください!
ゆり X(旧Twitter)プロフィール

モチベーションを維持できない

独学で勉強を継続するにあたって、「モチベーションを維持し続けること」が最も難しいかもしれません。

私の身の回りで何度も不合格になっている人は、毎年モチベーションが続かずに中途半端な勉強しかできず、半ば記念受験になっている人多い印象です。

ゆり

精神論ですが、宅建はやることやれば受かる試験。怠けてしまう自分との戦い。
一番大事なのは「絶対に今年合格する」という強い意志です!

「背水の陣」なんて言葉もありますが、落ちたらヤバい理由があると強い意志を持てます。

私が合格した年は、妊娠をきっかけに、子育てしながら試験勉強は無理!と思って「絶対今年!落ちたらヤバい」と奮い立ちました。

初めての妊娠出産だったので不安が一杯で、育児が始まると向こう数年間は他に何もできなくなるのでは…?と思ったんですよね。

絶対今年!の気持ちが強かったこともあり、ちょっとお高い教材も買いました。「落ちたらお金が無駄になる…!」という危機感も大きかったです。

忙しい日常の中での学習時間の確保

忙しい日常の中で勉強時間を確保するのは大変です。しかし、「時間ができてから頑張ろう」ではいつまで経っても始まらない…。

ゆり

時間は自分で作るもの!ですね!

習慣は21日間で定着する「インキュベートの法則」と言われるものがあります。

1日2日じゃ、続けることのは苦痛に感じるけど、21日頑張って継続すると「歯を磨く、お風呂に入る」くらい自然にできるようになります。

あとは、「やる時間を決める」のも大切ですが、「やらないことを決める」のも同じくらい大切です。例えば習慣化している娯楽は次のように制限するのがおすすめ。

  • マンガを読むのは「帰りの電車だけ」
  • Netflixで映画やドラマは「休日だけ」
  • YouTubeを見るのは「食事中だけ」

子どものゲームを制限するような要領です。勉強期間中、娯楽はいつでもOKではなく、時間を決めてご褒美として扱いメリハリをつけましょう。

ゆり

全くダメ!禁止!というのも極端ですからね。このくらいから始めるのが調度いいと思います!

独学がきつい、向かない場合の選択肢

独学での勉強が難しいと感じる、今年は絶対に受かりたい!!と感じる場合、通信講座や予備校を選択肢に入れるのも手です。

受験生

お金かけたくないから独学なんだよ…!

ゆり

そりゃそうだ!
でも意外と安い通信講座もあるし、返金制度なんかもあります!「お金かかるから無理」と決めつけるのはもったいないかもよ!

予備校・通信講座・独学の違い

予備校・通信講座・独学、それぞれのルートで宅建試験合格を目指すことをダイエットに例えてみるとこんな感じ。

宅建試験の勉強で重要なのは、正しい勉強法と、モチベーション維持です。予備校や通信講座の方が強制力が強いので継続しやすく、結果として合格率も高くなります。

正しい勉強法や戦略については、独学でも情報収集の手間はかかりますが手に入れることはできます。ただ「手に入れた情報を正しく使えるかどうか」が問題なんです。

せっかくノウハウを手に入れたのに、その通りにできていない、間違ってるときに軌道修正してくれる人が居ないことが合格率の違いに現れます。

ダイエット法はネットでいくらでも調べられます。自力でダイエット可能ですし、成功している人だってたくさんいます。
それでもやっぱりパーソナルジムのほうが効果が高いし、成功する可能性も段違い!

予備校や通信のメリットとデメリット

予備校や通信講座には、それぞれにメリットとデメリットがあります。それぞれの特徴を比較してみましょう!

スクロールできます
 予備校通信講座独学
メリット・強制力がある
・合格率が高い
・仲間ができる
・質問や個人面談などサポートが手厚い
・予備校よりは受講料が安い  
・合格率が高い  
・好きな時に勉強できる
・講義動画を繰り返し視聴  
・講師が優秀  
・費用が安い
・好きな時に勉強できる
デメリット受講料が高い
・実際に通学する必要がある
・講師に当たりハズレがある
・強制力が少ない  
・独学よりは高い     
・合格率が低い
・強制力がない
・質問ができない
・法改正情報が届かない
・学習ペースの確認ができない
・動画とテキストは連動してない
金額10万円〜25万円1万円〜7万円8,000円〜

お金に余裕がある人は予備校も選択肢にいれていいと思いますが、私個人としては通信講座が一番費用対効果が高い

ゆり

受講生の合格率が80%を超える通信講座もあるんです!一般平均の16%と比べるとすごい差ですね!

安さが魅力で1万円〜はじめられる講座や、合格したら全額返金、不合格なら全額返金など、特典が魅力の講座も多いですよ!

気になる人はランキングをチェックしてね!

まとめ
宅建独学は確かにきついけど、合格はできる!

宅建試験は決して簡単な試験ではありません。実際に何度も不合格になって涙を飲んでいる人も多いです。

しかし、独学での合格は可能です!実際に独学で勉強をはじめると、きついと感じることもあるかもしれませんが、きついと感じる理由を事前に知っていれば対策ができます。

ゆり

私自身4回の不合格を経験して、宅建試験は自分との戦い、そして情報戦だと感じました。

独学に不安がある人は、通信講座を検討してみてください。

通信講座なら「スケジュール管理」「重要ポイントの把握」「理解できない内容の解決」など、独学で多くの人がぶち当たる壁を乗り越えるためのサポートが整っています。

気になる人はランキングをチェックしてね!

宅建不合格で泣く人が減りますように!ぜひ参考にしてください!

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

友達に教えよう!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次