宅建に1ヶ月で合格は無理?ラスト1ヶ月で結果を出す勉強法3選
■ 宅建試験まで残り1ヶ月。どう勉強したら良いのか迷いがある。
■ あと1ヶ月で結果を出したい、効果的な勉強法が知りたい。
■ まだ30点くらいしか取れない…あと1ヶ月じゃもう無理なのかな…
宅建試験直前、残り1ヶ月はゴールデンタイム!
直前期1ヶ月の過ごし方、勉強のやり方が合格を左右すると言っても過言ではありません。
なぜなら、学習開始初期よりも膨大な量を短時間でこなせるようになっているから。
初期は全範囲1周に1ヶ月。でも、直前期には1週間もあれば1周できるはず!つまり、時間の濃度が4倍です。
この記事では、直前期の1ヶ月にやるべき勉強法をご紹介。この記事を読むと、宅建試験までの大事な1ヶ月を効率的に使う方法がわかります。
正直、ここまで頑張って勉強してきた人は、すでに知っていることが多いかもしれません。
それでも改めて振り返り、ラスト1ヶ月の学習計画にぜひお役立てください。
大手不動産会社で社内営業成績1位を3年継続
学力皆無、地元でドベの高校卒
宅建試験4度の不合格を経て5度目の受験で合格
宅建試験1ヶ月前に第一子を出産
資格
宅地建物取引士|賃貸不動産経営管理士|2級ファイナンシャル・プランニング技能士
親が地主、オーナー会社共同経営
目次から読みたいところに飛べます
記事の途中でも画面右下
1ヶ月で成果を出す勉強法とコツ
残り1ヶ月は、これまで学習した内容を忘れないように努めながら、苦手な範囲の重点的な復習に徹します。
直前期の1ヶ月は、これまでよりも実力に直結する特別な期間です!
あと1ヶ月でやることは、基本的には今まで通りの過去問演習、そして模試を定期的に受けて苦手分析。そしてまた過去問です。
その際に、気をつけたいポイントは3つ。
- 苦手分析を徹底的にやる
- 模試は受けすぎない、模試の種類に注意する
- ラスト2日を意識して準備する
まず最初に、優先する科目の選定
宅建試験の学習には明確な優先順位があります。
優先順位
- 高確率で出題される簡単な問題
「宅建業法の全範囲」「法令上の制限の一部」 - 高確率で出題される難しい問題
「法令上の制限の一部」「権利関係の一部」 - たまにしか出題されない簡単な問題
「権利関係の一部」「税その他の一部」 - たまにしか出題されない難しい問題
「権利関係の一部」「税その他の一部」
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テーマ別!優先度ランキング
下記の表で単元ごとに優先度をつけてランキングにしてみました。
A=精度100%まで極める
B=精度100%、時間なくても80%までは極める
C=余裕のある人は頑張る
分野 | 単元名 | 優先度 |
---|---|---|
宅建業法 | 全範囲 | A ほぼ落とせないので最優先 |
免除科目 | 全範囲 | |
法令上の制限 | 都市計画法|開発許可 | A ちょっと難しいが必ず出るので優先 暗記で対応するものが多い |
法令上の制限 | 農地法 | |
法令上の制限 | 土地区画整理法 | |
法令上の制限 | 宅地造成等規制法 | |
法令上の制限 | 国土利用計画法 | |
法令上の制限 | 建築基準法|建築確認 | |
法令上の制限 | 建築基準法|単体規定 | |
法令上の制限 | 建築基準法|道路制限 | |
法令上の制限 | 建築基準法|建蔽率 | |
法令上の制限 | 建築基準法|容積率 | |
法令上の制限 | 建築基準法|高さ制限 | |
法令上の制限 | 建築基準法|防火・準防火地域 | |
権利関係 | 民法|賃貸借・使用貸借 | A 必ず出題されるので優先 ダブル受験の人は出題範囲が被ることの多い範囲 |
権利関係 | 特別法|借地法 | |
権利関係 | 特別法|借家法 | |
権利関係 | 特別法|区分所有法特 | |
税・その他 | 固定資産税 | A 固定資産税か不動産取得税は毎年どちらか1問だけ出題 時間が足りなければ出題傾向からヤマ当て |
税・その他 | 不動産取得税 | |
税・その他 | 地価公示法 | A 地価公示法か不動産鑑定評価基準は毎年どちらか1問出題 時間が足りなければ出題傾向からヤマ当て |
税・その他 | 不動産鑑定評価基準 | |
権利関係 | 民法|共有 | A 普段なら優先度低いが近年は法改正の影響で出題の可能性が高い |
法令上の制限 | 都市計画法 | A〜B 難しいので時間が足りなければ後回しB 必ず出るので得意ならA |
法令上の制限 | 建築基準法|用途制限 | A〜B 暗記量がエグいので時間が足りなければ捨てるのもあり 暗記が得意ならA |
権利関係 | 特別法|不動産登記法 | A〜B 必ず出題されるが難問が多い 得意ならA苦手ならB |
権利関係 | 民法|意思表示 | A〜B 出題頻度が比較的高いのでなるべく頑張る 勉強時間に余裕のある人はA時間がない人はB |
権利関係 | 民法|代理・無権代理 | |
権利関係 | 民法|時効 | |
権利関係 | 民法|売主の担保責任 | |
権利関係 | 民法|相続 | |
権利関係 | 民法|制限行為能力者 | |
権利関係 | 民法|弁済・相殺・対抗要件 | |
権利関係 | 民法|請負・委任 | |
権利関係 | 民法|債務不履行・解除・手付 | |
権利関係 | 民法|不法行為 | |
税・その他 | 印紙税 | B 出題頻度が低い 暗記項目が多く難易度も低いので出たらラッキー |
税・その他 | 登録免許税 | |
法令上の制限 | その他の法令制限 | |
権利関係 | 民法|抵当権・根抵当権 | B〜C 毎年出題されるが難問が多いので深入りしなくても良い 勉強時間に余裕のある人はB時間がない人はC |
税・その他 | 所得税 | C 出題頻度が低く難易度が高い、時間が足りなければ軽くでOK |
権利関係 | 民法|保証・連帯保証 | C 出題頻度が低いので時間が足りなければ軽くでOK 最悪勉強してなくても国語力と常識で解ける可能性あり |
権利関係 | 民法|連帯債務・連帯債権 | |
権利関係 | 民法|債権譲渡・債権引受 | |
権利関係 | 民法|地上権・永小作権・地役権 |
高確率で出題される「宅建業法」などのAランク問題の理解が不十分なら、優先度が低くたまにしか出題されないCランク問題は思い切って捨てるか後回しにします。
「不十分かどうか」は得点目標を基準にするのがおすすめです。
- 宅建業法 19/20
- 免除科目 4/5
- 法令上の制限 6/8
- 税・その他 2/3
- 特別法(権利関係のうち、民法以外のもの) 3/4
- 民法 6/10
合計 40点
模擬試験を行うことで、今、どの科目で何点取れるかがわかります!
苦手分析をするために模擬試験を受ける
現在の自分の「出来」を確認するためには模擬試験が効果的!
上記の得点目標に対してどのくらい足りないのか、模擬試験で確認して残された1ヶ月をどの範囲の勉強に使うか決めましょう。
模試の種類は大きく分けて3つ。
- 完全自力模試
模試本や無料模試を自宅で行う - Web模試または自宅模試
会場で行われるものと同じのを自宅で受けられます - 会場模試
実際に会場に出向いて行う
模試に求める効果(メリット) | 受けるべき模試のタイプ | |
---|---|---|
①学習の方針や自分の苦手発見 ②予想問題や新作問題を解ける ③他の受験生との差を確認できる ④時間配分やテクニックの練習 | ・完全自力模試 ・Web模試または自宅模試 ・会場模試 | |
⑤会場の雰囲気に慣れる | ・会場模試だけ! |
完全自力模試
完全自力模試は、市販の直前予想模試などを用いて、自主的に行う模試です。
「会場の雰囲気に慣れる」以外の苦手分析や時間配分の練習なら、完全自力模試で十分。
市販の予想問題集で苦手分析はできるし、実力診断ができるツールがついている模試本もあるよ!
\おすすめはこちら/
- 「実力診断シート」で今の成績を詳しく分析
- 模試の難易度は3段階
- 「頻出事項総まとめ」必須の暗記項目を確認
- 「限定Web講義」最重要論点&予想問題を解説
- 最新法改正、統計まとめ
模試の注意点 ①年度別過去問を模試代わりしない
年度別過去問を模試代わりに50問通しで解くだけでは模試として不十分です。むしろ、危険です。
なぜなら、年度別過去問の内容は、普段多くの人が解いている分野別過去問題集と同じだから。
分野別過去問題集とは
過去に実際に出題された過去問から、重要な問題だけを集めて分野別に収録した問題集。
正答率の高い問題や、頻出の論点の問題を選抜して掲載しています。
\分野別過去問題集の代表/
「年度別」過去問題集とは
「◯年に実際に出題された問題」のように、その当時出題された問題が問1〜問50までそのまま収録されているものです。
※出版された問題集は、法改正部分は修正されている場合が多いです。ネット上で無料で手に入る過去問もありますが、法改正情報が修正されていないので注意が必要。
\年度別過去問題集の代表/
実際の本試験問題なので、「分野別過去問題集と同じ問題+分野別には収録されなかった捨て問」で構成されています。
つまり、収録されている問題のほとんどは、分野別過去問題集で何度も解いたことがある問題です。
それなら正解できて当たり前かも。
そうなの、私は実際、年度別過去問なら48点を取れたこともあります。でも本試験ではギリギリ合格。
年度別過去問を模試代わりにする危険性は、高得点取れて当たり前なのに、それでできたつもりになる、勘違いをしてしまうことです。
宅建試験は過去問から同じ問題が出題されることが多いので、過去問をやり込むことが大切とされています。
しかし、そのつもりがなくても、繰り返しとくことで丸暗記できてしまっている問題がでてきます。
丸暗記してしまったのか、個々の知識をちゃんと覚えられているのか、判別できなくなってきます。
「直前予想模試」だと、予備校オリジナルの問題も収録されているので、初見の問題が解ける!
初見の問題に丸暗記は通用しないので、個々の知識の定着や、正しい理解が求められます。つまり、直前予想模試は丸暗記発見マシンです。
「初見の問題に如何に対応できるか」が本試験では大切!
そのためには、年度別過去問では不十分。むしろ、「高得点!いい感じ!」と、勘違いしてしまうので危険です。直前予想模試を活用しましょう。
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- 模試の難易度は3段階
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模試の注意点 ②模試は受けすぎない
直前期になると、何度も模試を受けたくなってくる人が多いです。自分の実力や成長を確認、実感できて安心するからですね。
しかし、模試は受けすぎても意味がない。むしろ無駄です。スポーツに例えたら、模試は練習試合だと思ってください。
練習試合のあとは基礎練や、敗因になった原因の修復、戦略の立て直しなどですよね。一度ボロ負けしたチームと、そのままの実力で即再戦してもたぶん勝てません。
ゲームなら、ボスに完敗なら再戦ではなくレベル上げです。
模試だけを何度も繰り返しても実力は伸びません。模試は、現在の実力の確認、苦手分析、本試験の練習のために使用します。
必要な回数は3回〜5回くらいだと感じます。学習期間に応じてこのくらいを意識してみてください。
市販の模試本1冊で4〜5回分の問題を解けるのでちょうどいいですよ。
Web模試と会場模試
会場ではなく、自宅で受けたいけど、本番と同じ緊張感が欲しい人はWeb模試がおすすめ。
自宅に居ながら指定された日時で一斉受験し、他の受講生との差を確認することができます。
Web模試のおすすめは、資格スクエアの「未来問」AIを活用して作成した模試で、的中率が高く(最大78%のカテゴリ的中)解説動画も視聴できます。
資格スクエアを受講していない人も「未来問」だけ受験可能!2回セットで5,500円!安い!
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4,400円で2回分解ける!
「会場の雰囲気に慣れておきたい」「本番うまく立ち回れるか心配」「プレッシャーに弱い」そういう人は、会場模試がおすすめです。
場数を踏むと緊張は本当に少なくなります。
おすすめの会場模試やスケジュールについてはこちらを参考にしてください!
苦手分析
模擬試験を行うことで、どの範囲が目標点数に達していないのか、だいたい分かるはずです。
優先度が高いのに、点を取れていないところを重点的に勉強しましょう。
「重点的に勉強する」ためには、限られた勉強時間をどこに使うのかを考える必要があります。
「重点的に勉強」って、具体的にどうしたらいいの…?
手軽に取り入れられる、おすすめの方法を2つご紹介します!
おすすめ勉強法①「時短周」と「全問周」を交互に行う
重点的な勉強を進めるのに、おすすめなのが「時短周」と「全問周」を交互に行うことです。
宅建試験の勉強では、「分野別過去問題集」を繰り返し解くのがセオリー。その際に、何度も解いてずっと正解の問題があれば、時々周回から外しましょう。
「2回以上連続正解なら一回休み」などのルールにするのがおすすめです。
問題番号 | 1周目 全問 | 2周目 全問 | 3周目 時短 | 4周目 全問 | 5周目 時短 |
---|---|---|---|---|---|
問1 | ◯ | ◯ | 一回休み | △ | ◯ |
問2 | ✕ | ✕ | △ | ◯ | ◯ |
問3 | ◯ | ◯ | 一回休み | ◯ | 一回休み |
問4 | ◯ | △ | ◯ | ◯ | 一回休み |
問5 | ◯ | ✕ | ◯ | ✕ | △ |
△:正解したけど曖昧な知識がある
✕:間違えた、覚えていないなど
学習期間にもよりますが、3周目以降あたりから、「時短回」と「全問回」を交互に行うのがおすすめです。
このようにすると、この例の場合、3周目と5周目では3問しか解かなくてもいいので時短できます。
完全に覚えてる問題を繰り返し解くより、少しでも苦手な問題に時間を使うための方法です!
チリツモですが、本来ずっと全問解いていたのだと5周しかできなかったところを、同じ時間で6周7周できますよ!
わざわざ表とかを作る必要はありません。問題集にあるチェック欄などを活用しましょう。
\こういうの/
ちなみに、自分で苦手管理ができる気がしない人はスタディングのAI苦手分析が優秀なのでおすすめです。
\スタディングを活用した復習/
- 解答結果(正解した、間違えた)
- 解答直後に感想を選択(難しい、普通、簡単)
この5つ(正解した、間違えた、難しい、普通、簡単)の組み合わせによって、復習の頻度や回数をAIが判定。
自動で適切なタイミングに復習を指示してくれるので、出題される問題を毎日解くだけで効率的な学習が進められます。
解答後に直感で感想を選択。
スタディング独自の判定で復習の頻度や回数を判定。
自分で表を作ったり、メモしなくても、解くだけで勝手に分析してくれる!
スタディングについて詳しく知りたい人はこちらも読んでみてね!
おすすめ勉強法② 宅建業法はずっと並行
最大の得点源である「宅建業法」は特に力を入れたい分野です。そのため、他の学習を続けながら、宅建業法だけはずっと並行して勉強するのがおすすめ。
皿回し方式とも言われます。笑
やり方は生活スタイルにもよると思うので、いくつか例をご紹介!
日中にスキマ時間がある人
- まとまった時間は全範囲の周回
- スキマ時間は全部宅建業法
まとまった時間が多い人
- 朝勉1時間は宅建業法
- その他の時間は全て全範囲の周回
「どの時間に何をやるか」決めておくのがおすすめです!
時間が空いたときに、「どこ勉強しようかな〜」と考えることはないように。
「宅建業法」と「宅建業法以外」それぞれに学習スケジュールがあるイメージです!
ラスト2日を意識して準備する
試験直前の2日間、前日と前々日で全範囲の重要事項と、自分の苦手な範囲をざっと確認できるように準備を進めましょう。
2日前なら、その日覚えたことを忘れる前に試験日を迎えることができます。最も効率よく過ごさなければいけない大事な日。
人によるかもしれませんが、前日や前々日になると緊張も相まって、何をしたら良いのかわからなくて逆に何も手につかなくなる、意味のわからない心境に襲われます。
私はそうでした。あれもこれも大事な気がして絞りきれず、緊張もするしでプチパニック。
あなたが大丈夫かどうか、いざその時にならないとわからないです。
でも、絶対同じようなパニックを起こす人は一定数いるので、騙されたと思って準備だけ進めておくのがおすすめ。
1週間前くらいまでに、最終的に固めるべき範囲を確定し、「前日、前々日、当日の午前」この超直前の3日間にやることリストを作っておきましょう。
内容は人によってことなると思いますが、下記の内容を中心に構成するのがおすすめです。
- 何度やっても間違える問題をリストアップ(付箋を貼る、問題番号をメモするなど)
- 宅建業法などの頻出事項の暗記
- 統計や法改正の確認
宅建合格のためのラスト1ヶ月!勉強時間を増やす方法
ラスト1ヶ月は、「食事と睡眠以外は勉強にあてたい」くらいの気持ちで居ましょう。
実際は仕事も家事育児もあるから無理だけど、気持ちはそのくらいで!
勉強時間を少しでも増やすために行うべきことを3つご紹介。
すでに実践済みの人がほとんどだと思うけど、できてない場合は取り入れてね!
スキマ時間、ながら時間を活用する
勉強できる時間は、まとまった時間だけではありません。「スキマ時間」や「ながら時間」も最大限活用しましょう。
\時間捻出の例/
時間 | 行動 | 捻出できそうな時間 | 予定 |
---|---|---|---|
6:00 | 起床 | まとまった時間1時間 | 1テーマ終わらせる |
7:00 | 出勤準備 | ながら時間30分 | 講義動画流し聞き |
8:00 | 通勤中 | ながら時間10分 スキマ時間10分 | アプリで問題演習 |
9:00 | 仕事 | スキマ時間5分×2回くらい 例|タバコ休憩、取引先への移動、待ち時間など | 可能な場合アプリで問題演習 |
10:00 | |||
11:00 | |||
12:00 | 昼休み | ながら時間30分 スキマ時間15分 | アプリで問題演習 | 講義動画流し聞き
13:00 | 仕事 | スキマ時間5分×3回くらい 例|タバコ休憩、取引先への移動、待ち時間など | 可能な場合アプリで問題演習 |
14:00 | |||
15:00 | |||
16:00 | |||
17:00 | |||
18:00 | |||
19:00 | 帰宅中 | ながら時間10分 スキマ時間10分 | アプリで問題演習 | 講義動画聞き流し
20:00 | 夕食、入浴など | ながら時間30分 | 講義動画聞き流し |
21:00 | 就寝前 | まとまった時間2時間 | 1〜2テーマ終わらせる |
22:00 |
仮に、上記の例の通りに時間を確保できたとしたら、全部で約6時間あります。
- まとまった時間 3時間
- ながら時間 1時間50分
- スキマ時間 1時間15分
全部を完璧にこなすのは無理だと思います。「100%で6時間できる」を把握し、実際はこの70%(4.2時間)も達成できれば上々です。
勉強中毒くらいの状態になれば勝ちです。自然にこのようなスケジュールをこなしているはず。
私の経験上、ラスト1ヶ月は自然と勉強する体になります。他の同僚たちを見ていてもそうでした。
宅建試験のことしか考えられない状態。私はこの状態を「宅建症候群」「宅建ハイ」と呼びます。
サボらずに勉強を継続するための工夫
誘惑に「勝つ」というメンタルはもちろん大切です。しかし、それよりも誘惑を「減らす」仕組みを構築するほうが圧倒的に効果があります。
ダイエット中でも、お菓子があるとつい食べちゃう。
でも、家にお菓子がなければ、「買いに行く」という工程が必要です。
葛藤して、決めて、わざわざ買いに行って…と、いくつかハードルを超えなければお菓子を食べられません。
勉強中の娯楽も同じです。どうしても!ってときはちょっと解放してもいいかもしれないけど、「うっかり」手を出さないようにハードルを設けましょう。
- 娯楽専用のアプリはホーム画面から削除
ホーム画面から削除しても端末には残るので検索するといつでも開けます。 - Netflix、Huluなどのサブスクは辞める
解約せずに、一時的にアカウントを休止することも可能! - 誘いは徹底的に断る、行かない、誘うなと公言する
1回でも行くと2回3回と気持ちが緩むので、2ヶ月だけです。徹底的に断りましょう。
すでに「やる気スイッチ」が入っていて「勉強したくてしょうがない」状態になっていれば、問題ありません。
まだ「やる気スイッチ」が入って居ない人は、ラスト1ヶ月集中するために徹底的に娯楽は排除しましょう。
勉強中はスマホをロックする!なんて強硬手段もありです。
試験直前の2日間は仕事を休む
試験の前日、10月19日土曜日と、できたらそのさらに前日の18日金曜日もお仕事を休みましょう。
家事育児なども、できる範囲で家族に頼り、少しでも時間を確保します。
急にお願いしても難しいかもしれないので、事前にしっかり根回ししましょう。
2日間で全範囲を1周 | |
---|---|
10月18日 | 権利関係、税その他 |
10月19日 | 法令上の制限、宅建業法 |
直前の2日間で覚えた内容は試験当日まで忘れない!まさにゴールデンタイム!
でも前日19日は夜ふかし厳禁です!ゆっくりお風呂に浸かって22時には就寝。たっぷり寝てスッキリ起きましょう。
1ヶ月前からでも合格に貢献!おすすめの教材
- 効率的に勉強するためのツール
- 直前期まとめ講座
効率化におすすめNo.1|スタディング
学習の効率化に一番おすすめなのは「スタディング」です。
アプリで問題を解くだけで解答の傾向を記録し、苦手な問題を明確にします。
自分で苦手分析をする時間と手間がなくなる!
その分の時間を勉強にあてられる!
解答後に直感で感想を選択。
スタディング独自の判定で復習の頻度や回数を判定。
直前期の1ヶ月はスキマ時間もフルに使って勉強を進めていきます。
一般的な過去問アプリなどでは、制度の高い苦手分析はできないので、効率的な学習ができません。
全範囲をまんべんなく勉強しがち。
「まだ不十分な範囲」と「すでに完璧な範囲」を同列に扱っちゃ時間がもったいない。
さらにスタディングでは、普段の問題演習の結果から、常に「今の実力で本試験を受けたらどうなるか」を測定しています。
他の人の平均もわかるし、自分の点数の目安があると危機感を持って勉強できますね。
スキマ時間で問題を解き続けるだけで分析や予測が完結。効率的すぎる!
スタディングについて詳しく知りたい人はこちらも読んでみてね!
重要論点のまとめ
宅建試験直前には、苦手な範囲だけではなく、例年出題される重要論点を網羅的に復習する必要があります。
重要論点を網羅的に復習するためには、大事なところだけが簡潔にまとまったツールや講座が必要です。
模試を行うために、「直前予想模試」を購入している人は、そのなかで重要論点についてもまとめられていると思います。
しっかり目を通しておきましょう。
スタディング直前対策講座
重要論点だけが簡潔にまとめられたpdfのシートと、講義動画だけを購入できるのがスタディング
スタディング
\直前対策講座の内容/
- 本試験50問の予想論点を解説
- 合計4時間の短時間で総まとめ
- 重要論点まとめpdf
4時間の講義で、本試験50問の予想論点を1問ずつ解説。
宅建試験には、毎年必ず出題される問題の傾向があります。また、法改正の関係で出題されやすいテーマなど、予想する要素は様々。
でも予想なんて自分じゃできない!
特に権利関係は範囲が広いので、素人には予測なんて無理。でも、範囲が広いからこそ、ヤマ張りできたら最高ですよね。
そこを、バシッと50問分予想し、復習できる講座です!
講義内で使用されるレジュメは、pdfでダウンロードできます。予想論点、重要論点だけがわかりやすくまとまったシートなので、復習に最適!
正直、これだけでも価値があると感じます!穴埋めとかにして、暗記の追い込みに最適!
\タップで読めます/
スタディング直前対策講座の購入手順
上記ボタンから「スタディング公式サイト」へアクセス!
支払い情報などを入力して進むと、最後にクーポンを選択できる画面になるので、クーポンを選択して購入します。
※スタディング宅建士講座のコンプリートコースを受講中の方は、直前対策講座も受講内容に含まれているので別途購入の必要はありません。
スタディングについて詳しく知りたい人はこちらも読んでみてね!
宅建試験に1ヶ月で合格を目指す人のよくある質問
宅建に1ヶ月だけで合格するのは無理?
ゼロから初めて1ヶ月間の勉強で宅建に合格するのは、普通なら無理です。
普通じゃない、合格できちゃう人は異常に勉強慣れしている人や、法律関係の事前知識がある人ですね。
河野玄斗さんは、1週間の勉強で合格されていました。
河野さんは、東大医学部卒、司法試験、公認会計士試験合格、勉強が趣味のヤバい人です。
比較対象にならんよ、そんなん。
しかし、ある程度基礎ができてるなら、今時点で20点〜30点しか取れていなくても残り1ヶ月で挽回は十分可能です。
勉強を始めた最初よりも、少し慣れてきた頃のほうが伸び率は圧倒的に高いです。
特に直前期の1ヶ月間はゴールデンタイムです!この記事の内容を実践して、諦めずに合格を目指してください!
宅建試験は1ヶ月でも余裕って聞いたけど本当?
宅建試験に1ヶ月の勉強で余裕で合格できるのは、そもそも法律関係の知識を持っている人など、アドバンテージがある場合のみでしょう。
または、1ヶ月といえど毎日10時間以上の勉強を継続できるなら、可能性があるかもしれません。
宅建合格に必要な勉強時間の目安は300〜500時間といわれています。
1日10時間を30日継続で、単純計算300時間に到達します…。
仕事や家事育児のある人には難しいです。学生さんで、学業に費やす時間が少ない人や、現状無職の人ならなんとか可能でしょうか。
でも、現実的ではないと言えます。
そもそも受験申込は約2ヶ月半前の7月末で締め切りです。それまでには勉強始めてねって目安でしょうか。
今時点で20点台なんですが…もう無理でしょうか?
今時点で25点〜30点前後を彷徨っていたり、「まだ1周しかできてない…」など、勉強不足でも諦めないでください。
下記の画像は、漫画(ドラマ)の「ドラゴン桜」でも登場した勉強した時間に対する成長率を表した成長曲線のグラフ。
学習を始めてすぐの頃は、自分が思っているよりも成長がゆっくり。ある程度学習を重ねると、あるタイミングで一気にできるようになります。
最初に基本を浅く入れてから、時間を重ねるごとに、クオリティを上げる作業に入るからです。
宅建の学習も、1周目2周目はすごく「やってる感」があって疲れるのに、全然点数は伸びないし右から左に流れるように忘れちゃう…。
しかし、3周4周目からはびっくりするほど理解できるように。そして細かい知識を暗記で保管すると完成です。
序盤の辛い期間で挫折せずに「やり抜く力」が最も大事!
まとめ|ラスト1ヶ月の過ごし方で宅建合格は無理じゃない!
ラスト1ヶ月、宅建合格のために大切なのは、模試による苦手分析と効率的で効果的な勉強です。
超直前の2日間と当日は、勉強したことを本試験当日まで覚えていられる大事な期間。無駄なく立ち回れるように、準備を進めながら1ヶ月を過ごしましょう。
今伸び悩んでいても合格は無理じゃない!急成長の可能性はある!
直前期の1ヶ月は本当に濃密。勉強を始めたばかりの頃よりもグングン成長します。諦めずにやり抜きましょう。