【一生食べていける資格】社会人のスキルアップにおすすめな資格7選!
■ 今の会社で定年まで勤めるイメージが湧かない…
■ AIの発達で仕事が減る、漠然とした不安を感じる
■ 今の自分に自身が持てない、何者かになりたい
仕事での安定や将来を考えると、「一生食べていける資格」を取得したいと思う方は多いでしょう。
特に専門性・将来性の高い資格を目指すことで、高収入を得て、安定した生活を送ることができます。
そういう資格って…大学とか専門学校にこれから通うってこと?
大丈夫!社会人が働きながら取得できる資格もあるよ!
この記事では、「一生食べていける」と言われる安定した職業に就ける資格を7つ厳選してご紹介!
社会人になってから、働きながら目指せるものを選びました。ぜひ参考にしてください!
大手不動産会社で社内営業成績1位を3年継続
学力皆無、地元でドベの高校卒
宅建試験4度の不合格を経て5度目の受験で合格
宅建試験1ヶ月前に第一子を出産
資格
宅地建物取引士|賃貸不動産経営管理士|2級ファイナンシャル・プランニング技能士
親が地主、オーナー会社共同経営
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一生食べていける資格とは?
一生食べていける資格とは、長期間にわたって安定した収入を得られる職業に就くために役立つ、または必須の資格のことです。
重視するべき3つのポイント
- 高収入を狙える資格
- 専門性が高い資格
- 将来性のある資格
このポイントをおさえた資格を取得することで、ライフステージの変化にも柔軟に対応できる職業に就くことができます。
一生食べていけるおすすめ資格7選
一般的に、高収入や安定が確保できる資格は、専門学校や大学で学んで取得するものが多いです。
この記事では、社会人が働きながら、なるべく通学なし(全日制の通学なし、予備校や通信講座)で取得できる資格を中心にご紹介します。
宅地建物取引士
学習期間 | 最短3ヶ月〜 |
勉強時間の目安 | 300〜500時間 |
受験資格 | 誰でもOK |
宅地建物取引士は、不動産取引に関する専門知識を持つ職業です。宅建士には、宅建士にしかできない仕事(独占業務)があります。
宅建士の独占業務
- 契約前の重要事項説明
- 35条書面(重要事項説明書)への記名
- 37条書面(一般的には契約書)への記名
不動産の契約をするときには、買主(借主)は契約をする前に重要事項説明を受けます。
重要事項説明は、簡単にいうと「こんな土地(建物)だけど、本当に契約して大丈夫ですか?」と、契約前に改めて書面で確認する機会です。
契約が締結されると、「こんな内容で契約しました。」と、契約内容を書面に残して売主と買主の双方が保管します。これが37条書面(一般的には契約書)。
37条書面にも、内容を宅建士が確認しました。ということで、宅建士の記名が必要です。
つまり、宅建士が居なければ不動産売買等の契約は基本的にはできません。
それだけではなく、宅建業者では従業員5人に対して1人の宅建士の設置が義務付けられています。宅建士の人数が足りなくなると営業ができなくなってしまうんです。
そのため、宅建業者(不動産業者)では宅建士の募集や従業員の宅建取得推奨が求められます。
宅地建物取引士は主に、不動産業界や建設業界、金融業界などで需要があります。資格手当をもらえるケースが多いので、資格を取得するとすぐに収入アップが期待できます。
宅地建物取引士になるためのステップ
宅地試験には受験資格がないため、学歴や年齢に関係なく誰でもチャレンジ可能です。
宅建試験を受験し、合格後、宅建士登録をすると宅建士として働けるようになります。(宅建士登録には2年以上の実務経験または実務講習の修了が必要です。)
宅建試験の最年少合格者はなんと10歳の小学生!最高齢は90歳です!
受験資格はないので誰でも受験可能。一度合格すると「合格」は一生有効。
実務経験がない、または2年以下の人は「登録実務講習」を受講することで実務経験に変えることができます。
登録実務講習は1ヶ月間の通信講習と1日〜2日間のスクーリング。費用は20,000円前後です。
宅建士登録が完了し、宅建士証が発行されると宅建士として業務を行うことができます。
宅地建物取引士がおすすめな人
- 不動産・金融・建築業界に務めている、または興味がある人
- ライフステージの変化に対応できる資格が欲しい人
- 人と話すのが好きな人
宅建士は不動産業界や金融業界、建築業界の人はまず取っておいて間違いはないです。業務上役立つ知識も多く、キャリアアップや営業成績アップに直結します。
資格を持っているだけで資格手当をもらえる場合もあるよ!
宅建士の仕事は年齢に関係なく長く働ける職業なので、ライフステージの変化に対応できるよう対策を検討している女性にもおすすめです。
私の勤務先でも、定年後にパートで働くおじいちゃん宅建士や、子育て中の主婦宅建士さんが居ました。
私が不動産業界に入った理由の一つも、宅建を持っているとライフスタイルが変わっても好条件で働き続けることができると思ったからです。
宅建士の仕事は主に契約前の重要事項説明が重要な仕事になります。よって、コミュニケーション能力が高い人のほうがお客様との対話がスムーズに進む傾向にあります。
宅建士は、比較的短期間(3ヶ月〜1年)で取得でき、通信講座や独学でも取得可能です。
資格にコスパを求めるとしたら、宅建士はかなりコスパの良い資格だと感じます。資格取得にかかる時間や費用に対して、取得後に得られるメリットが非常に大きいからです。
宅建士について、もっと知りたい人はこちらの記事も読んでね!
FP(ファイナンシャルプランナー)
学習期間 | 最短1ヶ月〜 |
勉強時間の目安 | 3級 80〜150時間 2級 150〜300時間 1級 500〜600時間 |
受験資格 | 3級は誰でもOK 2級1級は受験資格あり |
FP(ファイナンシャルプランナー)は、個人や企業の資産運用や保険、税金などのアドバイスを行う専門職です。
FPの業務は多岐にわたります。FPの主な仕事は下記のとおりです。
- 個人のライフプランの見直し、作成
- 法人の財務分析や評価
- 保険の見直し、提案
- 投資アドバイス
FPには実は、FPでなければできない仕事というものはありません。
しかし、FPの資格を持つことで、お金に関する幅広い知識を持っていることをアピールできるので、他の資格とのダブルライセンスで強い効果を発揮します。
- FP+保険募集人資格=お金やライフプランに詳しい保険外交員
- FP+証券外務員=金融知識が豊富な投資商品の販売員
- FP+宅建=投資商品や税金に詳しい不動産営業、または金融機関の住宅ローン担当など
「FPが仕事」というよりは、それぞれの仕事に必要な知識(道具)としてのFPがという印象が強いです。
FPは主に、金融機関や保険会社で需要があります。独立してコンサルタントとして働くことも可能です。
例えば、前項でご紹介した宅地建物取引士と合わせると、お金や税金に詳しい不動産の専門家として不動産業界で働くことができます。
不動産経営は投資の一つですから、お金や税金と切っても切れない仲ですよね。
FPになるためのステップ
FPは級によっては受験資格が設けられています。
実務経験がない場合は、基本的に一番下位の3級から受験してステップアップする流れとなります。
特別な理由がなければ、実務上は2級まで取得すると十分でしょう。金融機関などでは、管理職へ昇進する条件等にFP1級相当の資格を求められるケースもあるようですが、特別な例です。
FPの受験資格など概要についてもっと知りたい人はこちらも読んでみてね!
FPが向いている人
- コミュニケーション能力が高い人
- 人助けが好き、提案力のある人
- 数値分析が得意な人
FPが関わる仕事は多岐にわたりますが、基本的にはクライアントとの信頼関係が大切で、クライアントのために問題を解決するサポートを行う業務です。
そのため、信頼関係を築くためのコミュニケーションスキルや、提案力が求められます。
また、お金に関わる知識を提供することが主な業務となるので、必然的に数値分析などが多くなります。
数字に苦手意識のある人は慣れるまで苦労が多いかもしれません。
私がFPを受験した際は、アガルートの講座を受講して、2ヶ月間の学習で合格できました。アガルートは合格すると受講料を全額返金してもらえるので、実質0円で取得できましたよ!
アガルートのFP講座についてはこちらで詳しくレビューしています!
簿記
学習期間 | 最短1ヶ月〜 |
勉強時間の目安 | 3級 50~100時間 2級 200~300時間 1級 500~800時間 |
受験資格 | 誰でもOK |
簿記は、企業や個人の経済活動を記録、分類、整理し、財務情報を把握・報告するための技術と知識を習得する資格です。
簿記の資格は様々な業界で需要があります。特に、企業の経理部門や会計事務所、税理士事務所などで重宝されます。
簿記は単体でも役立ちますし、他の資格とダブルライセンスで保有することで相乗効果を発揮します。
また、簿記の資格は、さらに高度な資格(例えば、公認会計士や税理士)へのステップアップのための基盤としても活用されます。
公認会計士や税理士を目指す人はまず簿記から始めるのもあり!税理士試験は、簿記1級を保有していると受験資格として認められます!
簿記は経理・財務の基礎から高度な専門知識までを学ぶ事ができるので、「お金」に関わる資格や職種と相性抜群。勤務先の業種に合わせて組み合わせるのがおすすめです。
簿記が向いている人
- 経理、財務、会計などの業務にあたる人
- 金融機関に務めている人
- 数字に強い人
簿記の資格は、法律的には簿記が必須となる業務は実はありません。しかし、採用の基準などにおいて必須条件として掲げている企業は多いです。
「簿記保有者じゃないとできない仕事」はないけど、「簿記を持っていないと雇わない」企業は多い。
また、金融機関に務めている場合などは、配属先によっては取得を推奨されるケースも多いです。
簿記は比較的短期間で取得できる資格なので、働きながら学ぶことも可能!
将来的に税理士などへのステップアップも検討できるので、経理や会計の仕事が自分に向いていると思える人は取っておいて損はないです。
私は簿記持っていませんが、いつか学びたい資格の候補です!
簿記を学ぶなら、通信講座がおすすめです。独特の概念があるので、なかなか独学では難しいという話を聞きます。
私は、自分が受験するならスタディング
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行政書士
学習期間の目安 | 1年前後 |
勉強時間の目安 | 約600~1000時間 |
受験資格 | なし |
行政書士は、法務に関する様々な書類の作成や手続きを専門とする資格です。企業や個人の依頼に応じて、許認可申請や契約書の作成を行うことが主な業務となります。
行政書士の主な業務は以下のとおりです。
- 各種許認可申請の代理(建設業許可申請、飲食店営業許可申請、産業廃棄物処理業許可申請など)
- 相続や遺言に関する手続き
- 契約書や定款の作成
- 外国人の在留手続き
行政書士は業務の幅が広いため、就職先も多岐にわたります。
行政書士事務所や法律事務所、企業の法務・総務部、不動産会社、建設業界、外国人支援センターやNPO法人など、幅広い分野で活躍することができます。
独立開業がしやすい資格で、行政書士のほとんどはお勤めするよりも自信の事務所の開業を目指す人が多いです。
行政書士になるためのステップ
行政書士になるには主に3つの方法があります。
- 行政書士試験に合格
- 公務員として行政事務を一定年数経験(高卒で17年、中卒で20年以上)
- 弁護士、弁理士、公認会計士、税理士を取得
実際に行政書士登録している人の約70%が、「①行政書士試験に合格」ルートです。「②公務員として一定年数経験」は長い年月が必要。
「③弁護士、弁理士、公認会計士、税理士」を取得すると、自動的に行政書士として登録できるようにもなります。
しかし、これらの資格は行政書士よりも難しいので、「行政書士資格のために受験する」というのは実情に合わないでしょう。
行政書士として開業したい!働きたい!という人は、必然的に①行政書士試験になるんですね。
行政書士がおすすめな人
- 責任感の強い人
- 営業力、コミュニケーション能力のある人
- 勉強熱心な人
行政書士の主な仕事は書類作成や申請の代行です。誤字脱字、記入漏れ、などの単純なミスには細心の注意を払わなくてはいけません。
うっかりミスをしないよう、事務処理能力を高め、責任感を強く持ち業務にあたる必要があります。
行政書士は独立して自身の事務所を構える働き方が一般的です。そのため、自ら営業活動を行ったり人脈を築き仕事を得る必要があります。
人と話すのが苦手な人には苦痛かも。
自身の事務所を構えるということは、起きた問題や新たな課題は基本的に自分の力で乗り越えていくことになります。
つまり、勉強と成長の連続です。成長や努力に喜びや楽しさを感じる前向きな性格の人に合っている仕事です。
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社会保険労務士
学習期間の目安 | 1年半前後 |
勉強時間の目安 | 約800〜1000時間 |
受験資格 | あり(詳細はこちら) |
社会保険労務士(社労士)は、企業の労働関係法令の遵守をサポートし、労働者の社会保険や労働保険に関する手続きを行う専門職です。
社労士の主な業務は以下のとおりです。
- 労働・社会保険の手続き
- 労務管理のコンサルティング
- 人事制度の設計・運用支援
- 労働社会保険に関する法改正への対応
大企業は人事部などの社労士さんを雇いますし、中小企業では外部の社労士と顧問契約を結ぶのが一般的です。
社会保険労務士は、企業の労務管理や社会保険に関する業務を専門としています。企業内での重要な役割を担うことができるため、就職、転職時にも有利です。
また、独立して社労士事務所を開業することも可能です。
お勤め社労士の平均年収は500万〜700万円、独立した開業社労士は1,000万円以上になるケースもありますが、ピンキリです。
社会保険労務士になるためのステップ
例年8月に行われる社会保険労務士試験を受験して合格します。
社労士として働くには、「実務経験2年以上」または「事務指定講習の受講」が必要。どちらもない場合はまずは経験を積むか、実務指定講習を受講しましょう。
実務指定講習は4ヶ月間の通信講座と4日間のスクーリング(77,000円)です。
合格前の実務経験も認められるため、試験勉強に取り組みながら社労士補助として働き始めるのがおすすめです。
都道府県社会保険労務士会に入会
実務経験の要件をクリアし、登録後、社労士として業務に就くことができます。
社労士がおすすめな人
- 数字に強く地道な作業が好きな人
- 人と話すのが好きな人
- 働きやすい環境や会社づくりをしたい人
社労士の仕事は計算や、こまめな帳簿記入などが多いので、数字が得意な人が向いています。数字が苦手な人や大雑把な人は大変かもしれません。
社労士は、労務管理の相談や指導をすることもあるため、コミュニケーション能力が重視されます。
私の友達の体験談ですが、自分がブラック企業に務めていて労働環境について不満が募ったことから、労働基準法などについて調べるうちに、社労士事務所へ転職した子が居ました。
働きやすい環境や会社づくりをしたいという思いを持ったそうです!
その子は今もやりがいを持って社労士事務所で働いています!私も産休に入るとき個人的にいろいろ相談しました。
クライアントだけではなく、意外と身の回りの友人などにも役立つ知識を提供できるお仕事な印象です。頼られるのが好きでやりがいを感じる人におすすめです!
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税理士
学習期間の目安 | 3〜5年 |
勉強時間の目安 | 3000〜5000時間 |
受験資格 | 一部あり |
税理士は、税務に関する専門的な知識を持ち、企業や個人の税務処理をサポートする仕事です。
税理士の主な業務は以下のとおりです。
- 税務申告の代理
- 税務相談
- 経営コンサルティング
- 会計業務
税理士は業務の幅が広いため、就職先も多様。税理士事務所、会計事務所、企業の経理部門、コンサルティングファームなどで働くことができます。
個人で開業することも可能なので、自分のペースで仕事ができます。税理士の需要に対して資格保有者が少ないため、好条件で働ける可能性が高い職業です。
勤務税理士も、開業税理士も、年収は1,000万円を超えることも珍しくありません!
税理士になるためのステップ
税理士試験のポイント
- 全11科目から5科目を選択して受験
- 一度合格した科目は一生有効
- 全11科目中9科目は受験資格あり
- 5科目合格後、税理士登録(原則、実務経験2年以上必要)
税理士試験は全11科目。好きな科目を5科目選んで合格すると、税理士として登録できます。
一度合格した科目は一生有効なので、例えば1年ごとに1科目合格を目指して5年以上かけて合格を目指すことも可能。そのため、働きながら資格取得を目指す人が多いです。
全11科目中、2科目の「簿記論・財務諸表論」は受験資格がないので誰でも受験できます。その他の9科目については下記のいずれか1つを満たすと受験可能です。
受験資格
- 学識(大学、短大等で社会科学に属する科目を履修したもの等)
- 資格(日商簿記検定1級または全経簿記検定上級合格者)
- 職歴(実務経験2年以上)
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①学識②資格に該当しない場合は、実務経験が必要ですが、先に受験資格が要らない2科目を受験する間に2年かかるのが一般的です。
税理士がおすすめな人
- 数字やデータの分析が得意な人
- 会計知識がある人
- 正確性と注意力がある人
税理士の業務は、税務申告書の作成や財務諸表の分析など、日常的に数字を扱います。数字に強く、データの分析を得意とする人に向いています。
ちなみに、税理士よりも難しい資格の「弁護士、公認会計士
税理士
公認会計士
学習期間の目安 | 2〜3年 |
勉強時間の目安 | 3000~5000時間 |
受験資格 | なし |
公認会計士は、会計、監査、税務、経営コンサルティングなどの分野で高度な専門知識と技能を持ち、企業や個人の財務報告や経営をサポートする専門職です。
公認会計士は、監査法人、一般企業、金融機関、コンサルティングファーム、税理士事務所など、多様な就職先があります。
国際的に認知されている資格のため、海外でのキャリア展開も可能です。
公認会計士の主な仕事は以下の通りです。
- 財務諸表監査
- 税務業務
- コンサルティング業務
- 経理・財務の指導
公認会計士になると、税理士試験が免除されるため、税理士登録を行うことで税理士として働くこともできます。
税理士としての選択肢もあると、働き方は様々なので、ライフスタイルが変わっても仕事に困ることはなさそうです。
公認会計士と税理士は、どちらも年収1,000万円以上を狙える職業です。
公認会計士になるためのステップ
公認会計士試験は受験資格がないので、誰でもチャレンジできます。
しかし、受験生の多くは、大学で会計や経済、ビジネス関連など、試験科目の基礎知識を事前に学んでいるケースが多いようです。
公認会計士の試験内容
- 短答式試験
合格率は約15〜20%
財務会計論、管理会計論、監査論、企業法 - 論文式試験
合格率は約35〜40% 短答式試験に合格した人のみ受験できます。
会計学(財務会計・管理会計)、監査論、企業法、選択科目(租税法、経営学、経済学、民法、統計学から1科目)
公認会計士試験では、短答式試験と論文式試験の両方に合格する必要があります。
公認会計士試験に登録するには、3年以上の実務経験を積むことが求められます。この経験は監査法人や企業の経理部門、金融機関などで積むことが一般的です。
実務経験の時期は、試験合格の前でも大丈夫です。また、雇用形態については、常勤である必要はなく、非常勤等でも算入できます。
実務経験を経て、日本公認会計士協会に登録申請を行います。申請には合格証明書や実務経験証明書などの書類が必要です。
公認会計士がおすすめな人
- 数字やデータの分析が好きな人
- コミュニケーション能力が高い人
- 論理的思考力がある人
公認会計士の仕事は、企業の財務諸表を分析し、正確に記録し、監査することが中心です。数字に強く、細かいデータの分析を得意とする人に向いています。
クライアントや経営陣と直接コミュニケーションを取る機会が多く、チームの一員として働くことが多いため、コミュニケーション能力や協調性も重要です。
企業の財務状態を分析し、問題点を発見し、解決策を提案する役割を担います。論理的思考力や問題解決能力が求められます。
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専門職で食べていくには資格だけでは意味がない
今回ご紹介した資格は、専門性・将来性があって、高収入を狙える資格ばかりです。
おすすめなのは、先に目的の業界または関連した職種に就職し、実務経験を積みながら勉強を並行して行うことです。
資格を持っているだけでは、実際の業務に対応できるとは限りません。実務経験を通じて、知識を実践に活かすスキルを身につけることが求められます。
また、資格によっては、実務経験がないとその職業に就けない(または受験資格を得られない)場合もあります。
資格がなくても、就職だけ先にできるなら、そのほうがいいね!
例えば、宅建を持ってなくても不動産営業、社労士を持っていなくても社労士補助で働けるよ!
資格という肩書がついてから全くの新人というのも、プレッシャーに感じるものです。可能な限り、仕事に慣れてから資格取得できると理想的ですね。
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【Column】私が宅建取得前に不動産営業になった話し
私が宅建試験を初めて受験したのは、不動産営業として働き始める前です。
ファーストフード店勤務のフリーターでした。
不動産営業に憧れて、宅建を持っていると将来安泰らしいなんて話を小耳に挟み、ピンときたので「宅建取って不動産営業をやろう!」と志しました。
しかし、初受験は1点足りずに不合格。それでも先に就職してしまおうと思い、職務経歴書に「1点足りずに落ちました、次は受かります。」と意気込みを書き綴り無事採用。
その後、期待を裏切り続け何年も不合格を連発してしまったのですが、営業成績は上々でした。
先に資格か、先に就職か、どちらでもなるようになったと思いますが、資格がないからと就職を遅らせるのは違うと感じます。ただのタイムロスかな…と。
私は先に就職で良かったと思っています。
専門職としての本当のスタートラインは、「資格と実務経験」の両方が揃ったタイミング。
少しでも早く、両方手に入れるためには、先に始められる方から先に手を付けるのが最短距離です。
不動産業界で宅建士として働く私の体験談です。資格によっては実情が違う場合もあるので、希望の職業や資格ごとに計画を立てましょう。
資格取得前にキャリアプランを考えよう
資格を取得する前に、自分のキャリアプランを見直し、目的を明確にすることが大切です。
資格のメリットや取得しやすさだけではなく、「取得後に資格を活かせる職業が、自分に合っているか」を良く考えましょう。
例えば、行政書士などは独立開業向けの資格です。
開業する予定がない、あくまでお勤めが希望の場合は、せっかく資格を取得しても、思ったより就職には役立たない可能性があります。
特に女性の場合は、ライフスタイルの変化も可能な限り予測して計画を立てる必要があります。
3年以上の学習期間が予測される税理士や公認会計士は、途中で妊娠出産があると頓挫することもあり得ます。
長期間のスケジュールで挑むのが難しそうな人は、手軽に取れる資格の掛け合わせがおすすめです。
特に「宅建・FP・簿記」などは幅広い業界で優遇される資格で、ライフスタイルの変化にも柔軟に対応できます。
キャリアアップにも繋がるし、パートでも高時給が期待できる!再就職にも強い資格です!
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資格に関するよくある質問
最も収入が高い資格はどれ?
資格取得にかかる費用と時間はどのくらい?
資格によって必要な費用や取得にかかる時間は異なります。例えば、公認会計士のような高度な資格は、取得までに多くの時間と費用がかかります。
※公認会計士を例にすると、受験回数や受講するスクールによって異なりますが、100万円〜200万円と言われています。
一方で、比較的短期間で取得できる資格もあります。宅建やFP、簿記などは半年以内で取得可能です。
独学で合格できると10,000円以下、通信講座を活用しても5万円前後に収まるスクールが多いです。事前に調査し、計画的に準備しましょう。
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独学で資格取得は可能?
多くの資格は独学でも取得可能ですが、効率的に学習を進めるためには、オンライン講座やスクールを活用するのがおすすめです。
専門的な知識が求められる資格では、プロの指導を受けることで理解が深まり、合格率がぐっと高まります。
細かいところまで理解が進んだ上で資格取得することで、実務にも知識が活きてきます。
こちらの記事で、宅建試験を例に予備校・通信講座・独学を比較しています!
まとめ|食べていける資格取得は「宅建・FP・簿記」がおすすめ
一生食べていける資格とは、専門性・将来性の高い資格で、高収入を期待できる職種に就けるものです。
資格を選ぶ際には、自分のキャリアプランや目標に合ったものを選ぶことが重要です。
特に女性の場合、ライフステージに応じた柔軟な働き方が求められるため、単純な収入面だけではなく、働きやすさも視野に入れて考えましょう。
数年間に及ぶ長期の学習計画に不安がある場合は、手軽な資格の掛け合わせがおすすめです。
特に「宅建・FP・簿記」などは幅広い業界で優遇されるので、ライフスタイルの変化にも柔軟に対応できますよ!
私が持ってる資格について詳しく解説します!
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