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■ 宅建を取得!更なるスキルアップを目指したい!
■ 次にどの資格にチャレンジすればいいか迷っている
■ せっかくなら宅建と相性のいい資格からチャレンジしたい
多くの宅建受験生は、宅建試験終了後は次の資格取得に向けて勉強を始めます。
しん連続受験は超おすすめ!期間をあけてチャレンジするよりも、圧倒的に負担が少ない!



私自身も、宅建試験の翌月に賃貸不動産経営管理士を取得。その約1年後にFP2級を取得しました!
宅建で基礎が固まり、勉強の習慣がついていたので、賃管とFPは想像以上に取り組みやすかったです。
期間が空いていたら、同じようにはいかなかったと思う…!
この記事では、宅建と相性の良いおすすめ資格5つと、それぞれのメリットや年収への影響をわかりやすく解説します。
この記事を読むと、どの資格から優先して取得すべきかが明確になり、キャリアや収入アップの道筋が見えますよ!
ぜひ参考にしてね!


賃貸仲介営業歴10年
大手不動産会社で社内営業成績1位を3年継続
営業研修社内講師
学力皆無、地元でドベの高校卒
宅建試験4度の不合格を経て5度目の受験で合格
宅建試験1ヶ月前に第一子を出産
3人兄弟(3y2y0y)のママ
資格
宅地建物取引士|賃貸不動産経営管理士|2級ファイナンシャル・プランニング技能士


不動産仲介営業歴10年の元支店長
現職賃貸管理会社勤務
親が地主、オーナー会社共同経営
目次から読みたいところに飛べます
記事の途中でも画面右下 ![]()
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結論として、宅建試験が終わった直後は、ほかの資格に手を伸ばす絶好のタイミングです!
なぜなら、宅建の勉強で「毎日勉強する習慣」と「法律系の基礎知識」がすでに身についているから。



その勢いのまま取り組むと、学習の負担がめちゃくちゃ下がります。
また、賃貸不動産経営管理士・FP・管理業務主任者などは、宅建と試験範囲が重なる部分が多く、覚えた知識をそのまま横展開できるのもポイント。



ひとつの知識を二度三度と使い回せるため、学習効率は大きく跳ね上がります!
私も実際に、宅建後すぐに受験した賃管は2週間ほどの勉強で合格!
FP2級も、「思ったより簡単だった」と感じました。
だからこそ、宅建に合格後、あるいは不合格でリベンジを決めた直後にそのまま次もチャレンジして欲しい!



最も勉強が進みやすいゴールデンタイム!
流れを止めてしまうのはもったいない!
やる気スイッチが入っているタイミングで、一気にやり切ってしまいましょう!
キャリアを加速させる人生最大の転機になるはずです♪
次章では計画的に学習を進めるために、おすすめ資格の宅建との相性や必要な学習期間、難易度などの概要を解説していきます。
宅建の次に取る資格としておすすめなのは、下記の5つ。



それぞれ試験範囲の重複や難易度などを比較しやすいよう、表形式でまとめました!
| 資格名 | 試験範囲の被り | 難易度 | 推奨学習時間 学習期間の目安 | 主な就職先など |
|---|---|---|---|---|
| 賃貸不動産経営管理士 | 民法・借地借家法・宅建業法・建築基準法など | ★★★☆☆ 宅建よりやや簡単 | 80〜120時間 2〜3ヶ月 | ・主に賃貸管理会社で需要がある ・賃貸仲介会社でも知識が活きる |
| FP2級 | 税金・借地借家法・相続など | ★★★☆☆ 宅建よりやや簡単 | 100〜150時間 2〜4ヶ月 | ・主に保険会社や銀行で需要がある ・不動産会社でも知識が活きる |
| 管理業務主任者 | 民法・区分所有法・不動産登記法・宅建業法など | ★★★★☆ 宅建よりやや難しい | 150〜250時間 3〜6ヶ月 | ・主に分譲マンションの管理会社で需要がある |
| マンション管理士 | 民法・区分所有・建築基準法・不動産登記法など | ★★★★★ 宅建より難しい | 200〜300時間 4〜6ヶ月 | ・独立開業も可能 ・マンション管理会社や不動産コンサル会社でも知識が活きる |
| 行政書士 | 民法・行政法(法令上の制限に似てる)・不動産法など | ★★★★★ 宅建より難しい | 400〜800時間 8〜12ヶ月 | ・独立開業する人が多い ・不動産会社や建築関連、企業の法務部でも知識が活きる |
どの資格も民法の知識がベースになるので、宅建の後だと学習効率が高くダブルライセンスを取得しやすいです。
特に賃管やFPは、営業でも活きる知識が多いため即戦力となりやすい!難易度も低いため容易に取得できます。
管理業務主任者やマンション管理士は難易度は高くなりますが、宅建・賃管と合わせて「不動産4冠」と言われる資格です。



実務で使うことがなくても、名刺に載っているだけで権威性を示すことができますよ!顧客の信頼をゲット!
行政書士は不動産関係の資格ではありませんが、SNSなどを見ているとチャレンジ精神が高い人に「宅建の次の資格」として選ばれることが多い印象です。
民法の範囲とそのほかも少しずつ被っているので、チャレンジするなら宅建のあとがおすすめ。
行政書士ってどんな資格なのかな?ってイメージがつきにくい人は、下記の書籍を読んでみるのがおすすめ。無料でもらえます!
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次章以降で、各資格ごとの詳細や具体的なメリットを解説していきます。
賃貸不動産経営管理士は、賃貸住宅の管理業務に関する国家資格!
賃貸管理業務の実務に必要な知識や、オーナー対応の専門知識を持つことを証明します。



賃貸住宅の仲介営業や投資用物件の売買などを行う場合も、賃貸に関する知識があることを示せるので効果的です!
メインの活躍の場は「賃貸住宅の管理会社」!
管理戸数が200戸以上の管理業者は、事務所ごとに「業務管理者」を1名以上設置する義務があります。
この「業務管理者」になることができるのが「賃貸不動産経営管理士」の資格を持った人(または条件を満たす宅建士)です。



夫が最近転職して管理会社勤務になったけど、来年は宅建と賃管取ってねって採用時に言われたそうです。



結構ガチ目に言われたので、絶対取らないと…。
「賃貸物件」に関する知識が豊富であることを証明できるので、管理会社以外でも賃貸仲介会社や収益物件を取り扱う売買仲介などでも有益な資格です。
宅建士は賃管の資格を取得しなくても、指定講習を受けることで「業務管理者」になることができます。
業務管理者として登録できる宅建士とは
下記の条件を満たす宅建士が対象
つまり、宅建士は講習を受けるだけで賃管士と同じ役割を果たすことができます。
ただ、今後賃管の資格保有者が増えると、業務管理者の宅建士ルートは廃止されて賃管士の独占業務が増えるのではないかという噂もあります。
そのため、念の為両方持っておくと制度が変わっても安心!
それに、資格を持つことで実務の幅も広がりますが、「信頼性を高める」という効果も期待できます。



「指定講習受講済みの宅建士です。」よりも「宅建も賃管も持ってます!」の方がすごい人っぽい!
きちんと資格を持っていると、名刺などでそれとなく知識を持っていることをアピールできます。
まだ宅建も賃管も持っていない人は、同年にダブル受験するのがとってもおすすめ!
宅建と賃管は試験範囲が重なる部分が多く、ダブル受験の学習効率が高いです。



宅建試験の翌月に賃管の試験があるので、続けて受験するのにちょうどいいスケジュールです。
せっかくなのでセットで取得しましょう!
| 宅建試験の範囲 | 賃管試験の範囲 | 被りの程度 |
|---|---|---|
| 民法 | 賃貸借契約、保証、委任、請負、意思表示、制限行為能力者など | 高 |
| 借地借家法 | 借地借家法全般 | 高 |
| 宅地建物取引業法 | 賃貸住宅管理業法に関連 | 中 |
| 建築基準法 | 建築基準法全般 | 中 |
| 区分所有法 | マンション管理関連法規の一部 | 中 |
宅建の民法や借地借家法の知識は、賃管の試験でもそのまま活かせます!
その他の範囲(宅建業法、建築基準法、区分所有法など)は、宅建で勉強した内容のほんの一部が出題されるイメージ。
もちろん、このほかに宅建と被っていない範囲もあります。



もっと具体的な内容をイメージしたい人はテキスト(参考書)のサンプルで目次を見てみるのがおすすめ!



実際に受験した私の感覚では、不動産業界に勤めている人ならノリで解ける問題が多かった印象!(特に賃貸不動産管理の実務や建物、設備などの範囲)
賃管の試験で出題される問題の配分が大きいのは「特定賃貸借契約等」と「借地借家法」です。



出題数の多い範囲から重点的に学習しよう!
特定賃貸借契約等は、賃管版「3大書面」のイメージ!大家さんと管理会社が管理委託契約を結ぶ際の契約書類の記載事項等に関する問題が多めに出題されます。
まず全体を学習した後、重点的に取り掛かるべきなのは「特定賃貸借契約」と宅建と被っている範囲(特に借地借家法)。
その他の問題は、さらっと勉強するだけで解ける可能性が高い!過去問を解きながら、知識を固めていきましょう。
賃貸不動産経営管理士の試験は宅建試験の約1ヶ月後…!
仕事の休憩など、スキマ時間をうまく使って効率よく学習する必要があります。



テキストなど、教材でおすすめなのはAIを使った分析やスマホ学習の機能が最も優れているスタディングです!
テキストや問題集、動画講義など込みこみで購入可能!スマホ学習やAI機能は無料体験でお試しもできます。
スタディング賃管講座については、こちらの記事でもっと詳しく解説しています!
FP(ファイナンシャルプランナー)は、資産運用や税金、保険、相続まで幅広く学べるお金の専門家になる資格です。
個人や法人の資産管理やライフプランのサポートに活かせます。



不動産業界では住宅ローンや投資提案などに直結するため、営業力の向上にもつながりますよ!
試験範囲は、ライフプランニング、保険、不動産、金融資産運用、税金、相続など。



宅建の知識があると不動産や税金、相続の分野を効率よく学習できます。
FPには独占業務(資格がないとできない仕事)は特にありません。
しかし、とても有名な資格で認知度が高い!持っていると一目で「お金に詳しい人なんだな」ということをそれとなくアピールできます。
FPの知識は、仕事で使わなくても自分の生活に役立つ内容が多いです。



資格を持つこと以上に、学べる知識自体に価値がある資格だと感じます。
FPについて、もっと詳しく知りたい人はこちらも参考にしてね!
| 宅建試験の範囲 | FP試験の範囲 | 被りの程度 |
|---|---|---|
| 民法 | ライフプラン・相続対策で「民法(相続・贈与・契約の基礎)」を学ぶ | 中 |
| 借地借家法 | 相続・贈与で不動産の取り扱い | 中 |
| 法令上の制限 | 都市計画法・建築基準法(建蔽率、容積率の計算など) | 中 |
| 税・不動産税制 | 所得税・譲渡所得・不動産取得税・相続税など幅広く学ぶ | 高 |
| 不動産の価格(鑑定評価 基礎) | 不動産運用(不動産投資・利回り計算など) | 中 |
宅建で学んだ民法の賃貸借や相続、借地借家法、都市計画法の一部や税金の知識はFP試験でもそのまま活かせます!
勉強してみると、税金に関しては宅建よりもFPの方がより深い知識が必要でした。
そのため、今年は宅建落ちちゃった人にも、宅建リベンジの予習も兼ねてFP受験をおすすめしています!



私は、宅建の勉強をしていた時は税金が苦手だったけど、FPの勉強を通して理解が深まったことで得意分野に変わったよ!
もちろん、このほかに宅建と被っていない範囲もあります。



もっと具体的な内容をイメージしたい人はテキスト(参考書)のサンプルで目次を見てみるのがおすすめ!



FPは2級まで取得するのがおすすめ!
実務経験がある人は、いきなり2級から受験しましょう!
実務経験のない人は3級取得後に2級へチャレンジ。2級と3級で出題される範囲や必要な知識は同じです。
級ごとの違いや受験資格については、こちらの記事を参考にしてね!
学習方法は宅建と同じく、過去問演習が主軸になります。テキストを読んだり、解説動画を視聴して基本知識を頭に入れたら、過去問演習に取り掛かりましょう。



問題を解いて、間違えたりわからないことがあったらテキストや動画に戻る。この繰り返しで苦手を潰していこう!
FP試験の出題範囲は全部で6科目あります。全て同じ配分で出題されるため、得意な分野に絞って勉強する戦略もおすすめです。
どれかを完全に捨てるのはおすすめできませんが、得意分野と苦手な分野を6:4くらいの比率で頑張るのはありだと感じました!
宅建受験生は既存知識を整理しながら学べるため、学習効率が非常に高くなりますよ!
FPの勉強も、スタディングがおすすめです!AIを活用して効率的にスキマ時間で学べますよ!
管理業務主任者は、区分所有マンション(分譲マンション)の管理業務に関する国家資格です。



管理組合への助言や契約書作成など、専門的な知識を持つことを証明します。
宅建士と組み合わせることで、マンション管理やコンサル業務に強みが出ます。
試験範囲は、民法や区分所有法、管理業務規程などが中心。宅建で学んだ民法や区分所有法などの知識を多く活かせるため、学習効率が高い資格です。
初挑戦でも、宅建の知識を整理すれば理解がスムーズに進みます。
| 宅建試験の範囲 | 管理業務主任者の範囲 | 被りの程度 |
|---|---|---|
| 民法 | 契約・債権・物権・相続・保証など | 高 |
| 区分所有法 | 宅建よりも深く学ぶ | 高 |
| 法令上の制限 | 都市計画法・建築・設備の基礎のみ | 中 |
| 宅建業法・不動産登記法など | その他の法令として少しだけ出題される | 低 |
宅建で学んだ民法は管理業務主任者試験でも重要で、多く出題されます。知識をそのまま使いまわせるので効率的!
区分所有法については、宅建で学んだ内容よりもかなり深い知識が必要になります。



区分所有法は宅建で基礎ができてる状態なので、肉付けしていくイメージですね。
その他、法令上の制限で学んだ都市計画法や建築基準法、賃管で学ぶ建物の設備関係、宅建業法や不動産登記法も少し出題されます。
ちょっとした被りがいっぱい!宅建経験者さんは、かなりアドバンテージがありそうですね。



もっと具体的な内容をイメージしたい人はテキスト(参考書)のサンプルで目次を見てみるのがおすすめ!
宅建と被っている範囲で出題される割合が多いのは「民法」「区分所有法」です。
その他、「マンション標準管理規約」「マンション管理適正化法」も多く出題されます。この2分野はマンション管理士の試験でも出題されます!
過去問中心の学習で、実務に直結する知識を身につけましょう。



管理業務規程や区分所有法の理解を重点的に行うと合格率が上がります!
マンション管理士は、マンション管理組合や管理会社に助言や指導を行う国家資格です。
管理規約や法律知識を活かし、管理組合運営の支援を行います。



宅建士と組み合わせることで、管理業務だけでなくコンサル業務にも強みが出ます。
これまでにご紹介した不動産関係の資格、賃管・管業よりも難易度が高めです。
試験範囲の被り方や難易度の観点から、ダブル受験を検討する場合は宅建と賃管を同年。翌年に管業とマン管を目指すのがおすすめです。
| 宅建試験の範囲 | マンション管理士の範囲 | 被りの程度 |
|---|---|---|
| 民法 | 契約・債権・物権・相続・保証など | 高 |
| 区分所有法 | 宅建よりも深く学ぶ | 高 |
| 法令上の制限 | 都市計画法・建築基準法の一部 | 中 |
宅建との被りが多いのは民法と区分所有法。



民法の知識はそのまま使いまわせるので、とても効率的に勉強できますよ!
宅建では出題されない範囲ですが、「建物の設備」に関する知識が賃管・管業と被ります。
さらに、「区分所有法」「マンション標準管理規約」「マンション管理適正化法」に関しては管業試験とかなり被ります。
複数取得を目指す場合は、被りが多い資格を近いタイミングで受けるのがおすすめです!



もっと具体的な内容をイメージしたい人はテキスト(参考書)のサンプルで目次を見てみるのがおすすめ!
管理業務主任者と出題範囲がほぼ同じ!そのため、同年にダブル受験がおすすめです。
宅建と被っているのは民法と区分所有法。過去問中心の学習で進めていくのが基本となります!
行政書士は、各種契約書作成や許認可申請など、法律業務の専門知識を証明する国家資格です。
不動産業界だけでなく、建設業・法人設立など幅広い分野で活躍できます。
宅建士の知識があれば、民法や不動産関連法令の理解をそのまま活かせるため、学習効率が高いのが特徴です。



試験範囲は民法、行政法、不動産関連法令などで構成されます。
宅建などの学習を経て法律の基礎がある人なら、初めて挑戦する場合でも取り組みやすい資格です。
宅建で習得した民法や不動産法令の知識は、行政書士試験でも多く活用できます。



特に民法は行政書士試験の大部分を占めるので、基礎を習得している宅建受験生はかなりのアドバンテージがあります!
宅建の知識を整理すれば、行政書士試験でも高得点を狙いやすくなります。



もっと具体的な内容をイメージしたい人は、「行政書士って何?」がわかる無料書籍をプレゼント中!
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不動産業界で勤めるには、どの職種でも宅建は需要があります。
また、FPの知識も役立つこと間違いないでしょう。つまり、宅建とFPは不動産業界で働くなら、持っておいて損はなしです!
そのほかの資格は、同じ不動産業界の中でも職種や業種によって需要が異なります。



働き方や目的に合わせて受験を検討しましょう!
宅建取得後に次の資格を選ぶ際は、まず自分の目的を明確にすることが重要です。
キャリアの方向性や働き方などの優先度で選ぶ資格が変わります。



職種別に需要のある資格がわかる表を作ってみたよ!参考にしてください。
| 区分 | 職種・業態 | 主な仕事内容 | 勤務先の例 | 宅 建 | 賃 管 | F P | 管 業 | マン 管 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 賃貸系 | 賃貸仲介 | 賃貸物件の紹介・案内・契約手続き | エイブル/アパマンショップなど | ◎ | ◯ | ◯ | – | – |
| 賃貸管理(PM) | 入居者対応、物件管理、家賃管理、修繕手配 | 大東建託パートナーズ/レオパレス21 | ◎ | ◎ | ◯ | – | – | |
| 売買系 | 売買仲介(居住用) | 住宅購入・売却サポート、契約・引き渡し | 三井のリハウス/東急リバブル | ◎ | ◯ | ◯ | – | – |
| 売買仲介(投資・収益物件) | アパート・マンション・ビルなど投資用不動産を扱う | 三井不動産リアルティ/住友不動産 | ◎ | ◯ | ◎ | – | – | |
| デベロッパー | 企画開発、土地仕入れ、販売戦略 | 三井不動産/住友不動産/野村不動産 | ◎ | ◯ | ◯ | – | – | |
| 建築・住宅系 | ハウスメーカー営業 | 新築注文住宅の提案 | 積水ハウス/大和ハウス/住友林業 | ◎ | – | ◯ | – | – |
| リフォーム営業 | 改修提案、見積り、工事調整 | 住友不動産リフォーム/LIXILリフォームショップ/Panasonicリフォーム | ◎ | – | ◯ | – | – | |
| 管理系 | マンション管理(フロント) | 管理組合運営サポート、修繕計画 | 三井不動産レジデンシャルサービス/住友不動産建物サービス | ◎ | ◯ | ◯ | ◎ | ◎ |
| ビル管理(ビルメン) | 設備点検、維持管理 | イオンディライト/東急ビルメンテナンス | – | – | – | – | – | |
| 開発・投資系 | 不動産企画・開発 | 土地仕入れ、企画、マーケ戦略 | 三井不動産/住友不動産/三菱地所 | ◎ | ◯ | ◯ | – | – |
| 不動産ファンド(AM・PM) | 収益物件の運用管理・投資戦略 | 三井不動産リアルティ/野村不動産投資顧問 | ◎ | ◯ | ◎ | – | – | |
| 査定・コンサル系 | 不動産鑑定士補助 | 不動産価格評価・地価調査 | 日本不動産研究所/野村不動産アーバンネット | ◎ | – | ◯ | – | – |
| 不動産コンサルティング | 投資提案、相続コンサル、土地活用 | 三井不動産/住友不動産/大東建託 | ◎ | ◯ | ◎ | – | ◯ |
賃貸仲介や売買の営業職など、提案力重視の方にはまずは宅建の次にはFPがおすすめです。



FPは汎用性が高い資格のため、どの職種でも必須ではないですが、あるとプラスαの活躍ができます。
会社が賃貸物件を取り扱う場合は、賃管を持っていると役立つ可能性が高いです。
管理業務主任者やマンション管理士の需要があるのは、分譲マンションの管理を行う業種に限定されます。
例えば、三井不動産、住友不動産、三菱地所などの大手企業だと、幅広く事業を展開しているため資格があると採用や待遇で有利になる可能性が高いです!



持っていなくても入社後に取得を促されるケースもあるので、学生さんなんかは可能な限り在学中にダブル受験トリプル受験がおすすめですよ。
知識が重なる資格を優先し、組み合わせて受験すると効率的です。



ただし、注意して欲しいのが本命を1つしっかり決めること!



「二兎を追うものは一兎をも得ず」ということわざもあります…。
同時進行で複数の勉強を行うと、すべてが中途半端になって最悪1つも合格できない可能性もあります。
もちろん欲しい資格を全部取れたら最高なので、無理のないスケジュールを組むことが大切です!
| 資格名 | 試験日(例年) | 推奨学習期間 | 推奨総勉強時間 |
|---|---|---|---|
| 宅建 | 10月第3日曜 | 3〜6か月 | 300〜400時間 |
| 賃管 | 11月中旬 | 1〜2か月 | 100〜150時間 |
| 管業 | 12月第1日曜 | 2〜3か月 | 150〜250時間 |
| マン管 | 11月最終日曜 | 3〜6か月 | 300〜450時間 |
| FP | いつでも | 2〜3か月(2級の場合) | 150〜200時間 |
| 行政書士 | 11月第2日曜 | 6〜12か月 | 600〜1000時間 |



仮に全部目指すとしたら、おすすめの順番は下記の3年コースです。
試験範囲の被り方、推奨学習期間、試験日などを考慮して組みました。
1年目:宅建→賃管→FP(またはFP→宅建→賃管)
2年目:マン管→管業
3年目:行政書士
1年目は宅建を本命に据えて挑みましょう。賃管は宅建の後、約1ヶ月後。宅建が終わってすぐに取り掛かっても間に合います!
同年にFPも受験する場合、FPはいつでも受けられるので、宅建の前か賃管が終わったあとすぐに取り掛かりましょう。
\1年目:学習開始時期の目安/
FP→宅建→賃管コース
2月FP勉強開始→4月、5月FP受験
5月宅建勉強開始→10月受験
10月賃管勉強開始→11月受験
宅建→賃管→FPコース
5月頃宅建勉強開始→10月受験
10月賃管勉強開始→11月受験
11月FP勉強開始→1月3級、2月2級受験
※あくまで目安です、ご自身の環境や実力に合わせて調節してみてください。
宅建の前にFPを受験する場合、春までに取得を目指します。宅建の勉強は5月か6月にはスタートすると余裕を持って進められますよ。
\2年目:学習開始時期の目安/
管業とマン管を狙う2年目は、4月か5月頃には勉強を開始しましょう。



管業とマン管は出題範囲がほぼ同じ。ダブル受験対応の教材もあるくらい!
\タップで拡大できます/


管業とマン管は、同じ分野から出題されます。そのため、必要な知識は同じ!出題される問題数や個数問題の傾向などが多少異なります。
両方取りたい場合は、同年に受験するのが圧倒的におすすめ!まずは11月のマン管を目指し、その後すぐに管業に向けた直前対策を行いましょう。
行政書士は学習範囲が広く、難易度も高いので1年使って集中して挑むのがおすすめです。



必要な資格を効率よく、無理なく取れるスケジュールを事前に立てて、計画的に学習を進めましょう!
宅建試験後は、勉強の習慣が身につき、知識も頭に残っているゴールデンタイム!
この時期に、同じ知識を活用して関連資格を取得することで、さらなるキャリアアップを望めます。



特に賃管やFPの組み合わせは宅建との相性もよく、即戦力として活かせます!



営業力や提案力を高めることで年収アップも可能です。
ご自身に必要な資格を、効率よく取得するためには計画的な学習が必要です。
それぞれの資格の試験日や出題範囲などを事前に確認して、効率よく連続取得を目指しましょう!
この記事でおすすめした資格5つ全ての取得を目指すなら、3年間で下記の順番がおすすめです。
1年目:宅建→賃管→FP(またはFP→宅建→賃管)
2年目:マン管→管業
3年目:行政書士
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